理想と現実は別モノ! キャンプに「実際に乗って行くクルマ」と「乗って行きたいクルマ」のギャップが激しすぎた (1/2ページ)

この記事をまとめると

■キャンプに乗っていくクルマ、乗って行きたいクルマのアンケート結果を分析

■理想と現実のギャップが露呈する興味深い結果となっていた

■理想のクルマ第一位のランクルは実際にキャンプで使えるのかについても解説

実際はミニバンでキャンプに行くユーザーが多数

 定額カーリース「おトクにマイカー 定額カルモくん」を運営するナイル株式会社が、キャンプ経験者1200人弱を対象とした「クルマとキャンプ」をテーマとしたアンケート調査を実施、興味深い結果を発表しています。

 予想通り、キャンプの交通手段は75%程度が自家用車で、自家用車の所有率も75%弱となっています。そして、キャンプに行くために使われているクルマランキングのトップ3はスライドドア車が独占しています。

キャンプに乗っていく車種ランキング

1位 ホンダ・ステップワゴン

2位 トヨタ・シエンタ

3位 ホンダ・フリード

4位 トヨタ・アクア

5位 日産セレナ

 さらにカテゴリー別に整理すると、ミニバンが30.0%でトップ、コンパクトカーと軽自動車がそれぞれ15.0%で続きます。新車市場においてはアウトドアイメージのあるSUVブームといわれていますが、実際にはそうでもないようです。

 とはいえ、これからはキャンプ場でSUVを見かける機会も増えていきそうです。このアンケート調査において、キャンプに乗っていきたい車種という質問をしたところ、そのトップはトヨタ・ランドクルーザーになったというのです。

キャンプに乗って行きたい車種ランキング

1位 トヨタ・ランドクルーザー

2位 トヨタ・ハイエース

3位 トヨタ・アルファード

3位 スズキ・ジムニー

5位 トヨタ・ヴォクシー

5位 日産エクストレイル

 まさに理想と現実のギャップといいましょうか。キャンプに乗って行きたいクルマのランキングを見ていると、ランドクルーザーやジムニーのような納期が長くなっている人気SUVが目立っています。

 たしかにクルマの横にテントを立てたり、タープを張ったりといったキャンプシーンを考えると、ランドクルーザーがドーンと置いてあるというのは、とても似合う気がしてきます。ランドクルーザーなら道が険しいキャンプスポットに行くにも、ストレスゼロで向かえること間違いなしです。


山本晋也 SHINYA YAMAMOTO

自動車コラムニスト

愛車
スズキ・エブリイバン(DA17V・4型)/ホンダCBR1000RR-R FIREBLADE SP(SC82)
趣味
モトブログを作ること
好きな有名人
菅麻貴子(作詞家)

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