たったの50万円だがまったくボロくない! コスパ最強の格安中古車5選 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■予算50万円ほどで狙えるジャーナリスト厳選の中古車を紹介

■極端に古くない10年落ち程度のモデルも選べる

■維持費が高額になる場合もあるのでご注意を

中古車の値上がりが激しいクルマは一部だけ

 クルマ欲しいけど、最近の新車は高すぎる〜! とても買えない! という皆さん。それわかります。クルマって買ってからの維持費もかかるし、最初にお金使っちゃったら遊びに行く分がなくなっちゃうし……と思うと、なかなか購入金額に大金は突っ込めないですよね。

 でも心配ありません。中古車価格も高騰しているなんてニュースがありますが、それは一部の車種の話です。ちゃんと探してうまく選べば、少ない予算だって素敵なカーライフは手に入るはず。今回はなんと、予算50万円でも満足できる中古車たちをご紹介したいと思います。

 まずは、独身世代におすすめな、コンパクトだけどちょっとオシャレでいろいろ使えて、トレンドも押さえられる、フォルクスワーゲン・クロスポロ。これはフォルクスワーゲン・ゴルフの弟分的なコンパクトモデルのポロに、SUVテイストのデザインを施して2006年に登場したクルマで、当時はまだ数少なかったコンパクト・クロスオーバーの先駆け的存在でした。

 ビビットなオレンジのボディカラーや、インテリアにもスポーツギアのようなデザインを取り入れるなど、とってもオシャレで大ヒットしたんです。初期モデルには1.6リッターエンジンが搭載されていましたが、後期になると1.2リッターを搭載。7速ATで軽快な走りも楽しめるモデルです。予算50万円での狙い目は、2010年式前後の1.2リッターモデル。クロスポロは2代目になるとデザインがやや落ち着いてしまうため、この初代のほうが好きという人も多いです。ホワイトやシルバー、赤などいろんなボディカラーがありますよ。

 続いては、もう少しタフな感じのコンパクトSUVが欲しいという人には、ダカールラリーを何度も制覇した世界的ヒーローのパジェロを、ぎゅぎゅっと小さくしたようなところがたまらない、三菱パジェロミニ。初代は1994年に誕生し、軽自動車ながらも走破性にこだわっていて、オフロードや雪道でも活躍するモデルです。

 1998年には新しくなった軽自動車規格に合わせてフルモデルチェンジし、安全性や走り、室内空間などすべてが進化。ATもそれまでの3速から4速になって、一般道での走りも快適になっています。4人乗りで3ドアのため、後席への乗り降りはやや面倒ですが、釣りやスキーなどアクティブな趣味を持つシングルやカップルにはうってつけ。予算50万円でも、2010年式程度のパジェロミニがたくさん出ています。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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