クルマ好きなら「オフ会」に参加しなきゃ人生の損失! 行かなきゃ得られない5つのメリットとは (2/2ページ)

オフ会に参加すればいままでとは異なる人生が手に入る……かも

理由3:新たなライフワークが増える

 毎日仕事が忙しくて帰宅は深夜。休日は予定もなく、ダラダラと過ごして気づけば夜。そしてまた寝て起きると次の1週間がはじまる……。そんな生活を繰り返しているうちに、気づけばあっという間に数年が過ぎています。振り返ってみると、そのとき自分が何をしていたか、まったく思い出せないこともしばしばです(経験者)。

 ただ漫然日々を過ごしたり、当てもなくドライブもいいけれど、クルマを通じて何らかのメリハリが欲しい。そんなときこそオフ会に参加してみることをオススメします。

 週に1回、あるいは月に1回でも、オフ会という定例イベントがあるだけで生活に張り合いが出てきます。次のオフ会までには愛車をきれいに洗車しておこうとか、ちょっと奮発して気になる部品を交換してみようなど、きっかけづくりにもなります。

 仕事が忙しく、さらにプライベートでも遊んでいたら疲れるだけ……かもしれません。しかし、後々「あのときは楽しかったな」と振り返る時期が訪れます。そんな未来への投資だと思い、重い腰をあげてみましょう!

理由4:日常生活では出会えない人たちとの接点が生まれる

 オフ会に参加した経験がある方であれば想像できると思われますが、世代や地域、仕事など、これまでの日常生活とはまったく関わりのなかった人たちが集まってきます。それは、新たな価値観や世界観を知るまたとない機会なのです。

 趣味や仕事で共通の知人がいたり、じつはご近所だったり。「世の中狭いねー」と思う体験ができるはずです。ほんとこれ、あるあるです。

理由5:クルマの枠を超えたつきあいの友だちができる

 さまざまなオフ会やイベントなどに参加するうちに、泊まりでのツーリングや某新年会などを通じて気の合う人が出てきます。何人もいなくていいのです。ひとりでも見つかれば大成功。

「大人になると友だちの作り方が分からない(あるいは友だちができない)」という話をしばしば耳にします。

 確かに、幼なじみの親友のように何でも話し合える関係ではないかもしれません。しかし、節度ある大人になってから知り合った者同士だからこそ、お互いの立場や考え方などを尊重しつつ、信頼関係を積み上げていく付き合い方があってもいいと考えます。

 それもこれも、クルマを、愛車を所有したからこそ得られたご縁です。カーシェアリングやレンタカーのユーザーでは決して得られない体験であり、世界観なのですから。

まとめ:愛車は最高の「コミュニケーションツール」だ!

 長年、憧れていたクルマを手に入れたとしましょう。まさに我が世の春、人生の絶頂期! ひょっとしたら天下人になった気分かもしれません(笑)。

 しかし、それはゴールではなく、スタートです。レースに例えるなら、ようやくスターティンググリッドに並んだところです。

 無事にスタートできたものの、トラブルに見舞われてピットイン(修理工場に入庫)したり、リタイヤ(売却)寸前という事態に見舞われることがあるかもしれません。

 そんなとき、オフ会を通じて出会った仲間がいると、親身になって話を聞いてくれたり、自らストックしている秘蔵の部品を譲ってくれたり、わざわざ電話やLINEで思いとどまるよう説得してくれたり……(笑)。愛車を手に入れたからこその出会い、そして得がたい体験ができるはずです。

 愛車は最高の「コミュニケーションツール」だと考えます。

 メーカーや車種は関係ありません。大なり小なり、そのモデルに惚れ込んだ人たちがいます。

 躊躇していたら、ぜひ、次の休みには気になるオフ会に参加してみてください。もしかしたら、憧れのクルマを手に入れたことなど足もとにもおよばない、人生の新たな扉を開くきっかけとなるかもしれませんよ!


松村 透 MATSUMURA TOHRU

エディター/ライター/ディレクター/プランナー

愛車
1970年式ポルシェ911S(通称プラレール号)/2016年式フォルクスワーゲン トゥーラン
趣味
公私ともにクルマ漬けです
好きな有名人
藤沢武生

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