自分のクルマの「RS」の意味を知ってる? マニアが思わず「ピクッ」と反応するRSはメーカーによって千差万別だった (1/2ページ)

自分のクルマの「RS」の意味を知ってる? マニアが思わず「ピクッ」と反応するRSはメーカーによって千差万別だった

この記事をまとめると

■クルマの車名やグレード名に「RS」が入っているのをよく見かける

■同じ「RS」でもメーカーによって意味が異なる

■レーシング・スポーツ、ロード・セイリング、ランナバウト・スポーツなどがある

同じ「RS」でもクルマによって意味が異なる!

 クルマの車名やグレード名を見ていると、よく見かける「RS」。なんとなくイメージ的に「スポーツモデルなのかな?」と思うものの、じつのところどんな意味があるのか、よくわからないことも多いですよね。おおむね、通常グレードよりもスポーティなチューンが施されたグレードという位置付けが多いものの、メーカーによって「RS」に込められた意味が少しずつ異なっているのが面白いところ。今回はそんな「RS」の違いをご紹介したいと思います。

 まず、「RS」と聞いてたぶんこんな意味じゃないかな? と想像することが多い、レーシング・スポーツの頭文字をとってつけているメーカーはたくさんあります。その有名なモデルといえば、日産の6代目スカイライン、R30型。西部警察シリーズに登場したり、モータースポーツシーンで大活躍して人気となり、とくにマイナーチェンジで登場した愛称「鉄仮面」こと2000ターボRSは、4気筒エンジンながら1リッターあたり100馬力を達成し、史上最強のスカイラインと呼ばれることになりました。排ガス規制などの影響で伝統の6気筒を捨て、GT-Rを名乗らなかった時代のスカイラインでしたが、スーパーシルエットレースでの大活躍もあり、まさにレーシング・スポーツを地でいく代表的なモデルとなっています。

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日産スカイライン(6代目、2000ターボRS)のフロントスタイリング画像はこちら

 そして、ドイツ語でレーシングスポーツを意味するRennsport(レンシュポルト)の頭文字をとっているのが、ポルシェ911のカレラRS。いわゆるナナサンカレラは、レーシングテクノロジーを存分に注いだ2.7リッターエンジンをリヤに搭載し、RRというレイアウトが特徴的。鋭い吹き上がりとパワフルさ、RRゆえの扱いの難しさがファンを虜にしています。そしてル・マンをはじめモータースポーツシーンで人々を魅了したカレラRSRターボは、レーシングスポーツを意味するRSに、さらにドイツ語でレーシングカーを意味するRennenwagen(レネンワーゲン)の頭文字を追加。マルティニカラーのカレラRSRは、今見ても迫力があってカッコイイですよね。

ポルシェ・カレラRSRのフロントスタイリング画像はこちら

 また、TT RSクーペなどアウディのモデルに付けられているRSも、同様にドイツ語でレーシングスポーツを意味するレンシュポルトに由来しています。

 続いて、シビックRS、フィットRS、N-ONE RS、ジェイドRSなど、代々グレード名にRSを設定してきたホンダが込めた意味は、「ロード・セイリング」。これは風を受けて大海原を進むヨットのように、颯爽と道を駆け抜ける様子をイメージした言葉です。最初にRSが登場したのは、2022年で50周年を迎えたシビックですが、これは初代が登場した1972年当時、厳しい排ガス規制でスポーツモデルへの風当たりが強い風潮となっていたのですが、どうしてもスポーツモデルを諦めきれなかったための苦肉の策とも言われています。

ホンダ・シビック(初代、RS)のフロントスタイリング画像はこちら

 1974年に特別仕様車として追加されたシビックRSは、通常グレードが66馬力で4速MTだったのに対して、76馬力/5速MTとなっていたのが特徴。ワインディングロードなどを楽しく操れるモデルとして多くのファンに愛されました。近年のモデルにはRSはなくなりTYPE Rとなりましたが、そのほかの車種では伝統的なスポーツグレードとして続いています。

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