EVも使い方次第で「夏の電力不足」に貢献! クルマでできる「節電」を考えてみた (2/2ページ)

キャンプや車中泊は節電系レジャーだ!

 そもそもEVやPHEVのユーザーでなければV2Hは導入できない。エンジン車ユーザーは節電に協力できることはないのだろうか。

 たとえば、地域によって電力需給のひっ迫リスクは異なっている。経済産業省の発表によると、電力需給の安定供給指標である予備率について、8月の東京は4.4%ということだが、北海道は12.5%と余裕しゃくしゃくの状態となっている。

 夏場のドライブ目的地を避暑地にすることで、電気を使うユーザーである自分自身をシフトするというのも、大きな意味では節電的な行為といえるかもしれない。

 新型コロナウイルスの流行により、リモートで働くというスタイルが増えてきているが、ワーケーション(ワークとバケーションを合わせた造語)といってリゾート地でテレワークをするといったトレンドも生まれている。

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 単なる気分転換や新しい働き方としてのワーケーションではなく、電力需給を考慮して冷房を使わずに済むような避暑地へクルマで移動するというのも、節電につながるだろう。

 近年、キャンプや車中泊も流行しているが、これらは基本的にアンプラグドな行為であり、節電につながるレジャーといえる。

 これまた目的地に涼しい場所(避暑地や山中など)を選べば、夜も快適に過ごせるだろうし、アウトドアで過ごしている間においては電力消費をゼロとできるわけだから、節電に協力しているといえなくはない。

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 というわけで、今年の夏は“節電に協力する”ために避暑地に向かってドライブして、アウトドアレジャーを楽しむというのが自動車ユーザーのすべき、クルマの楽しみ方なのかもしれない。

 ちょっと無理やりな感じもあるが、少なくともクルマで移動している時間帯においては、電力消費を減らしているのは間違いない。冷房の効いた家でゴロゴロしていたくなる暑い日だからこそ、積極的にドライブを楽しむのも悪くなさそうだ。CO2排出削減という世界的なテーマに対してはネガティブな行為からもしれないが……。

名前:
山本晋也
肩書き:
自動車コラムニスト
現在の愛車:
スズキ・エブリイバン(DA17V・4型)/ホンダCBR1000RR-R FIREBLADE SP(SC82)
趣味:
モトブログを作ること
好きな有名人:
菅麻貴子(作詞家)

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