セレナベースからなんとノアベースに生まれ変わった! スズキ・ランディがモデルチェンジ (2/2ページ)

ノア譲りの使い勝手と安全快適装備も充実

 また、リモコンキーを所持した状態でフロントドアの下に付いたセンサーに足先をかざすことで、スライドドアの開閉ができる「ハンズフリーデュアルパワースライドドア」を全車に装備。

 荷室では、デッキボードを紐付きフックに引っ掛けることで床下の収納スペースを利用できる「スーパーラゲッジボックス」を採用したことで、長尺物の荷物の積み込みを可能になるなど、優れた実用性を実現している。

 さらに、バックドアを開閉途中の任意の位置で止めることができる「フリーストップバックドア」も全車に採用。バックドアの後方が狭いときでも安心して荷物の出し入れをすることができるようになっている。

 パワートレインは、1.8リッター直4ガソリンにふたつのモーターを組み合わせたハイブリッドシステムと、2リッター直列4気筒ガソリンエンジンを用意。ハイブリッドモデルは、WLTCモードで23.2km/Lの低燃費性能を持ち合わせている。

 もちろん、先進の安全装備も万全。衝突回避ブレーキサポートの「プリクラッシュセーフティー」やクルーズコントロールシステムに、レーンキープアシストシステムなどは標準装備となる。

 スズキ・ランディの価格は、310万6400円から369万7100円。

 今回の新型ランディの登場は、業務提携によってスズキがトヨタとの関係性を深めていることを強く印象づけるものとなった。トヨタ・ノアといえば、ミドルサイズミニバンのベストセラーモデルであるだけに、スズキ・ランディのファンにはうれしいモデルチェンジになったと言えるかもしれない。


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