「ドイツ車は良い」「アメ車はマニア向け」! 日本人が抱く「イメージ」は世界共通? (2/2ページ)

アメ車はアメリカでの暮らしに特化した商品

 欧州以外に目を向けると、「ドイツ車が良い」という認識を持つ国は少なくない。

 世界第一位の自動車生産・販売国である中国の場合、人々はメンツを重んじることを知られており、そのため自動車はステイタスシンボルとしての意味合いがとても強い。その中で、「ドイツ車が良い」という認識は明確に存在する。

 世界第二位の自動車生産・販売国のアメリカの場合、州や地域によって若干の差があるが、概ねの場所で自動車をステイタスシンボルとして見る傾向が強くあり、「ドイツ車が良い」というイメージを持つ人は少なくない。

 そのほか、南米、東南アジア、中東、アフリカなど、世界の国や地域でも、高級車というセグメントでは、ドイツ車が良いという声が多い印象がある。

 一方で、アメ車についてだが、日本ではシボレー「サバーバン」やフォード「F-150」、さらには「H2」ブームに沸いた時代が懐かしいハマーなど、ボディサイズやエンジンサイズが大きいことで「マニア向けのクルマ」というイメージがある。

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シボレー・サバーバンのフロントスタイリング画像はこちら

 そんなイメージは、欧州、南米、東南アジアなどでも共通だと思える。結果的に、アメ車のアメリカ以外での販売台数は極めて少ない。つまり、アメ車はアメリカに居住する人々向けに特化した商品だといえるだろう。

 見方を換えると、アメリカでクルマを売る場合、日本車もアメ車っぽいところが少しはないと、アメリカで居住する人に受け入れてもらいにくいと言えるだろう。

 また、中国ではGMビュイックが昔からミニバンなどの領域で認知度が高く、他の国と比べるとアメ車に対する意識が少し違うかもしれない。そもそも、中国の経済発展が急速に進んだ2000年代以降、庶民はアメリカンライフに憧れる傾向が強まったという経緯がある。

ハマーH2のフロントスタイリング画像はこちら

 以上見てきたように、ドイツ車とアメ車に対するイメージは、多くの国や地域で、日本人が持つイメージとかなり近いと言えるかもしれない。

名前:
桃田健史
肩書き:
-
現在の愛車:
トヨタ・ハイエースキャンパーアルトピア―ノ等
趣味:
動物たちとのふれあい
好きな有名人:
聖徳太子(多くの人の声を同時にしっかり聞くという伝説があるので)

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