経験不足に知識不足! コロナ禍がもたらした「新人セールスマン」の悲劇 (1/2ページ)

経験不足に知識不足! コロナ禍がもたらした「新人セールスマン」の悲劇

この記事をまとめると

■コロナウイルスの蔓延は各界にさまざまな支障をきたしている

■新車セールスマンが経験不足に陥っていることも悪影響のひとつ

■販売現場の状況を解説する

コロナ禍により接客の機会が減っている

 コロナ禍となっても、宿泊や観光業界などに比べれば深刻な販売の落ち込みもなかった新車販売業界。しかしコロナ禍の悪影響が目立ってきている。それはコロナ禍に入社してきた新人セールスマンの圧倒的な経験不足である。

 コロナ禍の新車販売は当初言われていたよりは、販売台数の落ち込みは少なかった。それは各セールスマンが過去に販売したお客へ新車の乗り換えを促進するという販売手法が支えたといっていいだろう。「コロナ禍となってからしばらくは、新規で新車購入を目的に店を訪れるお客様はほとんどいませんでした」とは現場のセールスマン。

 さらに「コロナ禍前に一定の経験があれば、過去に販売したお客様に新車へのお乗り換えをご案内するという売り方でしのいでいましたが、既納客を持たない新人は新規来店されるお客様しか相手にすることはできませんからね。見ていてかわいそうでした」と話す。

 過去には退職したセールスマンのお客を引き継いだりもしていたようだが、個人情報管理に厳しい昨今ではそれも難しい様子。ましてや退職するセールスマンがここ最近は圧倒的に減っているのである。

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 今の若い人には笑われるかもしれないが、新車販売は「10組のお客を相手にして契約は1組だけ」みたいな、無駄を積み上げるなかで経験値を上げ、セールスマンとしてのスキルアップを進めていくというのが業界の一般認識。場数を踏んで引き出しを増やしていくことで、初めて会ったお客でも「このパターンのお客だな」と適切な接客ができるのである。

 ところが、このコロナ禍に入社したセールスマンは、受注件数ではなく実際の接客件数もかなり少ない状況が続いた。新型コロナウイルス感染拡大という、個人ではどうしようもない出来事があったので仕方ないともいえるが……。

名前:
小林敦志
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-
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2019年式トヨタ・カローラ セダン S
趣味:
乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
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渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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