日本のクルマの「高い安全」にSUBARUが果たした役割は多大! 500万台を突破した「アイサイト」の偉大さとは (1/2ページ)

日本のクルマの「高い安全」にSUBARUが果たした役割は多大! 500万台を突破した「アイサイト」の偉大さとは

この記事をまとめると

■スバルのアイサイトの技術的な優位点を解説

■原点はレガシィ ランカスターの一部に導入されたADA

■現在、アイサイトは他メーカーからも一目置かれている

アイサイトの原点はADA!

 アイサイトの原点は、90年代末に「レガシィ ランカスター」の一部に導入されたアクティブ・ドライビング・アシスト(ADA)である。ふたつのカメラを人間の目のように使う、ステレオカメラという考え方を量産することは技術的には大きな実績だったが、その必要性に対して当時、ユーザーも新車販売店もほとんど意識していなかった。

 当時はまだ、クルマの安全性については、事故が発生したあとの衝突安全が最重要視されており、衝突を事前に回避する予防安全について、日本だけではなくグローバルでも、あまり認識されていなかったのだ。

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レガシィ ランカスターのフロント画像はこちら

 ADAが登場したのと同じ頃、中東イスラエルではモービルアイというベンチャー企業が誕生している。こちらは、ひとつのカメラ(単眼カメラ)を使った画像認識技術による、クルマの予防安全を研究開発する企業だ。筆者はイスラエルのエルサレムにある同社の本社を単独取材し、同社幹部から創業時の状況について詳しく聞いている。

 それによると「起業した当時、日系の大手部品メーカーの支援を受けていた」という。だが、その後にその日系部品メーカーが手を引いてしまうなど、日本の自動車産業界は予防安全技術についてしっかりとした将来像が描けていなかったと言えるだろう。

 また、同社幹部がスバルのアイサイト開発の意義深さについても話していたことも記憶している。

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