超貴重なチームの最前線に潜入! WECを闘うアルピーヌの舞台裏が想像を超えるスゴさだった (1/2ページ)

この記事をまとめると

■世界耐久選手権に参戦するアルピーヌがメディア向けのピットツアーを実施した

■ピットの裏やマシンに使用されるパーツを間近で見学

■なかでも圧巻だったのがエンジニアが集うスペース

世界を舞台に戦うチームのピットの内部はどうなっている?

 世界耐久選手権(WEC)に参戦するアルピーヌが、先日行われた富士6時間耐久レースで、メディア向けにピットツアーを実施。普段は見ることができないピットの裏や、マシンに使用されるパーツを間近で見学させてもらった。

 まず初めに、研究所と呼ばれるエリアでは、ギヤボックスやブレーキ、パワートレインといったハイスペックなパーツを一括管理。カーボン製のブレーキディスクの重さはわずか2kgだ。

 世界各国を転戦するWECだが、アルピーヌでは2台分修理できるスペアパーツを持参。ちなみにフロント部分だけで、軽く1000万円以上するのだとか……。

 どんな角度でもシフトチェンジを効率よく行うために、パドルシフトは上下に装着。ステアリングでは、エンジンマッピング調整やドリンク補給など、さまざまなことができる。ちなみにドリンクは水しか設定できない。

 タイヤはオーブンと呼ばれるテントのなかで管理。路面状況にわせて温度調整が行われているのだが、基本は26°〜38°の間で調整されている。


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