すべてのドライブトレインが新しくなり快適装備と運転支援技術も充実!  トヨタ「カローラ」シリーズを一部改良して発売

この記事をまとめると

■トヨタ・カローラシリーズが一部改良された

■新たなパワートレインを搭載し、走行性能と環境性能を両立

■安全装備の機能追加と快適装備の使い勝手の向上も施された

時代に合わせた改良で万人に受け入れられる魅力を兼ね備えた

 日本のコンパクトカーの代表格になっているカローラシリーズ。頑なに5ナンバーを維持していたボディサイズは、2018年に登場した12代目でついに3ナンバー化し、日本の国民車から世界の国民車へと脱皮を図っている。また、近年ではSUVモデルやスポーツモデルの「GR」も追加されるなど、その魅力を大幅に増している。

 そんなトヨタ・カローラの一部改良モデルが発売された。

 一部改良されたのは、セダンのカローラ、ステーションワゴンのカローラ ツーリング、ハッチバックのカローラ スポーツの3車種だ。

 まず、ヘッドランプやフロントのロアグリルなどのデザイン変更と一部の外板色も変更された。

 そして、3車種すべてのパワートレインが刷新された。ハイブリッドモデルには新しい1.8リッターハイブリッドシステムを搭載し、軽やかな発進とスムーズな加速を実現。

 ガソリンモデルは、カローラとカローラ ツーリングのエンジンを新開発の1.5リッターエンジンに統一、またカローラ スポーツのエンジンも全グレードで1.8リッターエンジンとなり、優れた燃費性能と走りの楽しさを両立した。

 内装は、コネクティッドナビに対応した8インチのディスプレイオーディオまたは10.5インチのディスプレイオーディオプラス(車載ナビ機能付き)を設定し、Apple CarPlayもワイヤレスで利用可能になっている。また、車内Wi-Fiもオプションで設定される。

 安全装備では、トヨタセーフティセンスの機能を拡大。プリクラッシュセーフティ機能に、交差点の右折時の対向直進車及び右左折時の対向方向から横断してくる歩行者を検知する機能を追加。また、運転状況に応じたリスクの先読みを行い、歩行者や自転車、駐車車両に近づき過ぎないようにドライバーのステアリング・ブレーキ操作をサポートするプロアクティブドライビングアシストも加えられた。さらに、ソフトウェアのアップデートにより、購入後も最新の運転支援技術を利用できるようになった。

 そのほかにもドライブレコーダー(前方)とバックガイドモニターを標準装備し、さらにバックモニターは録画機能付きタイプもオプション設定される。

 価格はカローラが199万〜299万8000円、カローラ ツーリングが207万〜304万8000円、カローラ スポーツが220万〜289万円。

 環境性能の向上と快適装備・安全運転支援技術の充実が図られたカローラシリーズ。ユーザーの要望や時代背景に合わせた改良で、これまで以上に魅力的なクルマになった。


新着情報