「止まる」に強いから安心感が高い! ネクセンのスタッドレスをドライ路からアイス路まで全方位でチェックした (1/2ページ)

「止まる」に強いから安心感が高い! ネクセンのスタッドレスをドライ路からアイス路まで全方位でチェックした

ユーザーの多い軽自動車に装着して全方位の実力をチェック!

 日本市場ではいま、さまざまな国やブランドのタイヤが購入可能だ。日本のメーカー自体が多いところに、欧州やアメリカのブランドも根付いており、そこに最近はアジア系のメーカーも選択肢に入ってきた。

 今回インプレッションするスタッドレスタイヤをリリースする「NEXEN TIRE (ネクセンタイヤ)」は韓国発のグローバルタイヤメーカー。いま世界でももっとも実力があると言われる名門サッカークラブのひとつ、イングランドプレミアリーグの「マンチェスター・シティ」にスポンサードしていることもあり、着々とグローバルに知名度を伸ばしているブランドだ。

 だが、その欧州での知名度と、「難しい路面」と評されることの多い日本のウインターロードでの走りの評価は切り離して考えなければならない。今回はもっとも人気が高い軽自動車のホンダN-BOXに装着して、感じたままのインプレッションをお届けしたい。

 その前に、NEXENのスタッドレスタイヤである「WINGUARD (ウインガード)」シリーズには3モデルが存在する。効く・曲がる・止まるがキャッチフレーズのice2(アイスツー)、SUV向けのice SUV(アイスエスユーブイ)、ハイウェイ・スタッドレスタイヤと呼んでいるSport2(スポーツツー)だ。このなかから、N-BOXに装着したのはice2となる。

NEXEN WINGUARD ice2のトレッドパターン画像はこちら

 テスト車両としてこの軽自動車を選択したのは、ユーザーが多いであろうことのほかにもうひとつ理由がある。電子デバイス全盛のいまの時代においても、比較的その影響が少ない「素」のクルマに近く、タイヤの性能にごまかしが通用しにくいためだ。ルートは、可能な限り全方位での性能を試すため、完全ドライの東京都内の編集部から、雪のある長野県を目指すことにした。

ネクセンWINGUARD ice2のロゴ画像はこちら

 まず都内一般道は、何ら問題なし。平均速度も低く、信号が多いためにストップ&ゴーを繰り返すようなシチュエーションでは、誤解を恐れずにいえば「スタッドレスであるかどうか」すら気にならないような印象だ。

一般道を走行するネクセンWINGUARD ice2を装着したN-BOX画像はこちら

 続いて路面が荒れ気味で、コーナーも多数ある首都高に上がる。色々なメーカーのスタッドレスを経験している身からいえば、そのなかで比較すればタイヤの剛性感は非常に高く、フニャッとした手応えがやや希薄になるような感触は非常に少ない。いま多くのメーカーが注目し、NEXEN TIREからもリリースされている、オールシーズンタイヤだと言われても納得するようなフィーリングだ。剛性感があるといっても当たりがハードなわけではなく、首都高のような荒れた路面での乗り心地は上々で、路面の追従も悪くない。

 これはトレッド面、ブロックの剛性は高いが、サイドウォールがしなやかなために起こるもの。このあたり、ブロックが倒れ込むことを抑制してブロック剛性を確保する3Dサイプや、アウト側に剛性の高い大きなブロックを配置してコーナリング性能とグリップ力を向上する左右非対称トレッドパターン等の技術が効いている。結果としてコーナーでも粘るようなグリップを見せてくれた。13〜18インチまで用意する同タイヤだが、この性能が他サイズでも実現できているのであれば、非降雪地域で装着する誰もが納得できる走りになっているといえよう。

首都高を走行するネクセンWINGUARD ice2を装着したN-BOX画像はこちら

 続いて高速を移動。先ほど首都高で感じた実力は高速移動でも十分にその性能を発揮。レーンチェンジ時でも不安なくシッカリ感がある。加えて剛性感があるために、ステアリングのセンター付近が甘くならないため、高速を直進していても疲労が少ない。

高速道路を走行するネクセンWINGUARD ice2を装着したN-BOX画像はこちら

 一方で、少し気になる点を上げるならば、ブロックやトレッド面の剛性を上げたためか、ザラついた路面で耳障りなロードノイズが発生することだ。とはいえ、会話がしにくいようなレベルではなく、オーディオを使用していれば気にならない程度。今回の試乗車が遮音性で厳しい軽自動車であるがゆえに気がついたのかもしれないが、静粛性を重視する人ならば、やや気になるかもしれない。

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