マイスターによる手組みエンジンとF1由来のターボチャージャーが搭載された! メルセデス AMG C 43 4MATICセダン/ステーションワゴンの新型を導入 (2/2ページ)

走りへの期待を膨らませるAMG専用装備

 外装では、フロントグリルにハイグロスクロームの縦ルーバーを備えたAMG専用グリルを、Cクラスとして初採用。逆スラントのフロントノーズとAウィングデザインのフロントエプロン、ホイールアーチ部まで延長されたフロントスプリッターとの組み合わせにより、迫力のある顔つきを演出する。

 また、ボンネットのふたつのパワードームやフロントフェンダーの「TURBO ELECTRIFIED」のエンブレムが、先述のターボチャージャーを搭載していることを強調。さらに、セダンのAMGトランクリッドスポイラーリップとワゴンのルーフスポイラーリップ、そしてドアミラーがハイグロスブラックに塗装されたことで、ボディ全体が引き締まった印象になった。

 内装はベースのCクラスを踏襲するが、全体的にスポーティな要素を追加した。走行中に手を離すことなく各種メニュー操作ができるAMGパフォーマンスステアリングホイールや、スポーツ走行時のサポートと長距離移動時の快適性を兼ね備えたAMG専用本革スポーツシートなどを標準装備し、ブルメスターの3Dサラウンドサウンドシステムの搭載でスポーツ性と豪華さの両方を表現した。

 しかも運転中は、実際の排気音を拾って車内スピーカーで再生するAMGリアルパフォーマンスサウンドがドライバーの気分を盛り上げてくれる。

 安全装備もベースとなったCクラスに準じており、先行車に一定の距離を保って追従するアクティブディスタンスアシスト・ディストロニックや緊急ブレーキ機能を含むアクティブブレーキアシストなどを備え、長距離ドライブでのドライバーの疲労を軽減してくれる。

 メルセデス AMG C 43 4MATICの価格はセダンが1116万円、ステーションワゴンが1146万円となる。

 メルセデスの高性能モデルを担当し、モータースポーツの場でも活躍しているAMGが手がけた「C 43  4MATIC」は、Cクラスの実用性はそのままにスポーツ性能を磨き上げたことで、普段使いからスポーツ走行まで幅広いニーズに応える懐の深いクルマに生まれ変わっている。


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