アルファードのレクサスLM化カスタムが流行で不人気だった「エグゼクティブラウンジ」の人気上昇! ホンモノのLMを日本導入の噂も (2/2ページ)

アルファードのレクサスLM風カスタムが流行の兆し

 エグゼクティブラウンジもここのところ新車では人気がある、というよりはよく売れているというのだが、これはカスタマイズなどを行う業者がよく買っているのではないかとの話を聞く。じつは、すでにタイや中国など一部海外市場でアルファードのレクサス版となる、レクサスLMが販売されているが、アルファードのエグゼクティブラウンジをベースに、レクサスLM風にカスタマイズしたモデルが日本国内で人気を博しているのである。

 ある中古車検索サイトで“LM仕様”と検索したら、16台出てきた。エグゼクティブラウンジ以外のグレードベースもあるが、やはりエグゼクティブラウンジベースのものが目立っている。おもにエクステリアについて、海外からレクサスLMの純正部品を調達してアルファードに組み付けることでLM風ルックにするようだ。その費用は300万円前後ともいわれているが、どこまでLM化させるかで費用は変わってくるようである。

 ちなみにタイでのレクサスLMの価格は550万バーツ(約1940万円)。日本国内にて海外からレクサスLMを個人輸入して販売している業者もあるようだが、日本国内での販売価格は2500万円ぐらいとのことである。仮にすでに購入を前提とした現行型の新規発注はできないものの、現行アルファード エグゼクティブラウンジのメーカー希望小売価格は726.9万円であり、これを300万円でLM化させると、単純計算で1026.9万円になるので、レクサスLMを完コピできないとしても、予算的にも満足度は高いかもしれない。もちろん、ベースグレードをエグゼクティブラウンジ以下とすれば、トータル価格も抑え込むことができるだろう。

 “猫も杓子も”というほど大ブレイクしているわけではないが、「トヨタもさすがに見過ごせないほどLM化の需要があるようで、トヨタが日本国内でのレクサスLMの正式発売を近々予定しているようだとの情報も飛び交っています」(事情通)。

 新型が登場すれば全般的にタマ不足が続くとはいえ、さすがに平時ほどではないが下取りされた現行アルファードが中古車市場でも目立ってくるだろう。そうなると、中古車で現行型を購入した人の間でのLM化が進み、さらにLM化というムーブメントが広がりを見せていくかもしれない。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

-

愛車
2019年式トヨタ・カローラ セダン S
趣味
乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
好きな有名人
渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

新着情報