駐車前にエンジンを吹かす行為も場合によっては無意味
4)エンジンをひと吹かししてから切る
もはや習慣なのか、かっこつけでやっているのかは不明だが、インジェクションのクルマでこの行為はほぼ無意味。むしろ、普通にエンジンを切るよりもガソリンを多く消費するわけで……。
その反面、インジェクションが一般化されるまえの旧車、主にキャブ車であればマスターしておいたほうがいい「作法」といえます。ただ漫然とアクセルペダルを「ブォン!」と踏み込めばいいってわけじゃないので、慣れとコツをマスターする必要がでてきます。
これを面倒と思えるか、マスターしてみたいと思うかで、旧車乗りの向き不向きが分かるかもしれません。
5)ライトチューンでものすごい数の追加メーター
水温計・油温計・油圧計・ブースト計・負圧計・電圧計・排気温度計・燃圧計・空燃比計・体温計……はないか。
車検証に「改」が記載されるほどのチューニングが施されているならともかくとして、ライトチューンであれば、ここまでありとあらゆる追加メーターをインストールする必要はなさそう。
往年のチューニングマシンのように、ダッシュボードに穴を開けていくつもの追加メーターを並べてみたり、あえてグローブボックスに追加メーターやターボタイマーなどをまとめてインストールするのも雰囲気重視でいいかもしれない。
まとめ
無意味だって、格好良くて楽しければいいんでない?
いずれも無意味だし、無駄といわれてしまったらそれまでのことばかり。その「余白」にこそ美学があったり、新たな発見やアイディアのヒントが隠れていたり……。
おそらく正解や答えなんてないし、本質はそこではなく「無意味だって、格好良くて楽しければいいんでない?」に尽きるのかもしれません。