ドライブデートの成功のためには事前に「車種の確認」が重要! クルマのタイプにより避けるべき服装とは (2/2ページ)

スポーツカーの場合ミニスカートは避けたほうが無難

 2つ目は、SUVとは逆でシート位置が低いことが多いスポーツカー。デザインに華があってカッコよく、注目を集めるので「どんな人が乗ってるのかな?」なんて見られることが多く、とくにオシャレには手を抜きたくないタイプのクルマですね。

 でも、女性はミニスカートだけは避けた方が無難。というのは、シートの座面が自分のヒザの高さよりも低い位置にある場合は、乗り込む時にどうしてもお尻を低く下げてから足を車内に入れることになるため、見る角度によっては下着がチラ見えしてしまいがちなのです。

 バッグなどで隠すなどの工夫をすれば大丈夫かもしれませんが、乗り降りしにくいことは確かです。また、サイドシルと言って、ドアとシートの間にあるボディ骨格が太いスポーツカーの場合は、さらに乗り降りが大変。ミニスカートだと周囲にセクシーポーズをサービスしてしまう可能性大なので、避けたほうがいいでしょう。

 3つ目は、開放的な雰囲気や非日常なイメージに憧れる人も多いスポーツカー。海沿いを走ったら気持ちいいだろうな、などと想像しがちなのですが、その場合に気をつけたいのはヘアスタイルやアクセサリーです。最近は風の巻き込みが少ないオープンカーも増えているのですが、それでもロングヘアだとグチャグチャになることは覚悟したほうがいいと思います。

 帽子はあごひもがないと飛ばされやすいし、スカーフやリボンなども要注意。長い髪はゴムやバレッタなどでしっかり束ねておくことをオススメします。また、排気ガスや潮風などで全身にニオイがつくのはもちろん、木が多いところを走ったりすれば季節によっては樹液が飛び散ってきたり、鳥のフンが落ちてきたり、何がやってくるかわからないところがありますので、高価なブランド服も避けたほうがいいかもしれませんね。

 4つ目は、クルマのタイプというよりはインテリアのタイプなのですが、本革のシートです。デニムや色柄ものなど、汗をかいたり雨に濡れたりすると色落ちしやすい服はNG。とくにホワイトやアイボリー系のレザーシートには汚れが目立つので、細心の注意を払いましょう。お尻のところにスタッズの飾りやチャックがついている服も、デリケートなレザーを傷つけてしまう可能性があるので、注意が必要です。もし、うっかり着ていってしまった場合には、上着を脱いで座面に敷いたり、ブランケットやハンカチなどを敷いたりするといいですね。

 いかがでしたでしょうか。まだお相手のクルマのタイプを知らないという人は、ぜひ確認してから服装選びをしてくださいね。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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