見た目でビビるけど乗ったらアレ? ガチでコンビニへの足に使える「一見乗りにくそうな」クルマ5選 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■見た目以上に実用性の高いクルマをピックアップ

■最新のテクノロジーや制御方式を導入しているおかげで街乗りも快適傾向にある

■買い物の足として使える上に刺激的な仕様なので日常生活が楽しくなるだろう

想像以上に実用性が高いクルマたちをピックアップ

「人は見た目で判断してはいけません」とよく言われますが、それはクルマも同じかもしれません。

 小さなボディでも爆発的なパワーに驚くクルマもあれば、いかにも乗りこなすのが難しそうなスポーツカーなのに、街なかでも快適なクルマもあるものです。今回はまさにそんな、どう見ても普段の買い物に乗りまわすのは気を使ったり大変そうなのに、意外や鼻歌まじりでラクに運転できるクルマたちをご紹介したいと思います。

 まずは、スーパーカーの象徴とも言えるガルウイングのドアや、低く流麗なスポーツカーの王道をいくスタイリングをもつ、マクラーレンGT。後方に4.8リッターのV8ツインターボエンジンが鎮座する、マクラーレンを代表するモデルです。でも、外観からは浮世離れしているように見えるものの、じつはヨーロッパ大陸の横断も可能な快適性と実用性を兼ね備えた、グランドツアラーとして仕上げられているのがこのクルマの特徴。

 なんとエンジン上部のラゲッジスペースには、ゴルフバッグやスキー板なんかも積載可能な実用性を持ち、フロントフードの下にも買い物袋はもちろん、トゥミのトラベルバッグがすっぽりと収まる設計となっているんです。これならスーパーマーケットだけでなく、インテリアショップに行ったって好きなものが買えそう。運転しても低速からなめらかで、とても扱いやすいエンジン特性なのも使いやすいポイント。

 しかも感動するのはハンドルの握り形状で、丸ではなくティアドロップ型なので、手の小さな人でも吸い付くように握りやすくなっているのです。こうした細かな部分までのこだわりが感じられ、きっと毎日快適にドライブできることでしょう。

 2台目は、スーパーカーブランドとして不動の地位を築いているランボルギーニ初のSUV、ウルス。5mオーバーの巨体に、飛行機のプレミアムシートのような4座を備える空間は、もはや地上のプライベートジェット的な存在感です。

 4リッターV8エンジンで最高出力650馬力、最大トルク850Nm。踏み込めば怒涛の加速を見せてくれるのですが、6段階のドライブモードが選べる「ANIMA(アニマ)」があって、STRADAを選べば穏やかな加速フィールで扱いやすく、乗り心地もすこぶる快適。オフロードに適したモードもあるので、ちょっとした山道や雪道なども頼もしく走れるため、降雪地域の人にもおすすめです。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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