年に1、2回あるかないかの降雪のために買って寿命はたった数年! スタッドレスタイヤの「寿命」を延ばす方法とは? (1/2ページ)

この記事をまとめると

■雪道を走るうえで欠かせないスタッドレスタイヤ

■今回はスタッドレスタイヤの寿命を延ばす方法を解説

■寿命は日常の点検や使用・保管方法によって変わる

日常の点検や使用・保管方法がキーとなる

 氷上や雪上、冬特有の厳しい路面状況でも走行できるように装着するのがスタッドレスタイヤだ。しかしこのスタッドレスタイヤ、年間の4分の1~3分の1の期間だけ装着して3~4年経ったら交換。しかも夏用タイヤより高価で、冬場でも地域によってはスタッドレスタイヤだけどその真価がほとんど生かされないという人もいるのではないだろうか。そうなると非常にコストパフォーマンスが低いアイテムだ。どうにか寿命を延ばす方法はないのだろうかと思う人もいるはず。そんな方法はあるのだろうか?

そもそもスタッドレスタイヤの寿命って?

 製造から3~4年経過したら交換が必要と言われがちなスタッドレスタイヤ。そのためスタッドレスタイヤの寿命は製造から経過した年数だと思う人もいるだろう。しかし、年数は正確な寿命とは言えない。スタッドレスタイヤに限らず、タイヤは年数が寿命と言われがちだが、一般社団法人日本自動車タイヤ協会(JATMA)は「製造から5年経ったらタイヤ販売店での点検を推奨、10年たったら交換目安」(一部略)とホームページに記載している。

「それなら全然使えるじゃん、ラッキー」と思ってしまうかもしれないが、この記載を都合のいいところだけ切り取って鵜呑みにしてはいけない。この年数はあくまでも目安であり、日常の点検や適切な使用・保管方法ありきでの年数と捉えるべきだろう。この日常の点検や使用・保管方法に寿命を延ばす秘密があると言える。


西川昇吾 NISHIKAWA SHOGO

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愛車
マツダ・ロードスター(NB8C後期型)/ボルボV40 T4
趣味
スポーツ走行、写真撮影、ネットラジオ鑑賞
好きな有名人
織田裕二、駒形友梨

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