フェンダーの主張が半端ない! マッスル度全開にカスタムされた「コルベット」がキマリすぎてる

この記事をまとめると

■カスタムショップ「フォルテ」がコルベットC7を展示

■グラインダータトゥーが入っているほか、ワイドボディ化もされている

■見た目だけでなくマフラーや足まわりにも手が入った本格派

グラインダータトゥーがめっちゃオシャレ!

 大阪オートメッセ2023で、「キング・オブ・ワイド」とでも呼べそうなのがこちら、6B号館に名古屋のカスタムショップ「フォルテ」が展示した、ド迫力のC7世代コルベット・ワイドフェンダー仕様だ。

 数年前からフォルテがリリースしているワイドボディのコンプリートキット装着車だが、奈良のペイント・スペシャリストである「ROHAN(ローハン)」の手によるグラインダータトゥー塗装によって、このワイドボディ仕様にさらなる強烈な存在感がもたらされた。

 キットの内容に含まれているのは、前後のバンパーやワイドフェンダー、そして決め手となるのはコークボトルラインを際立たせるドアダクトキット。しかも元より低く長いプロファイルが、フロントスポイラーやリヤディフューザーによってさらに低く長く見せる。前後パンパ―とフェンダーの一部はスムージングによって繋げられることで、ノーマルボディとの間にチリ合わせのラインを増やすことなく、きわめて滑らかなサーフェスを作り出している。そこがこのワイドボディキットの美点でもある。

 そこに、キャンディ塗装の下から浮かび上がるように、ボンネットからドアサイドにかけて、グラデーションの効いたグラインダー・タトゥのフラム・レッドが浮かび上がり、テールエンドにかけてブラックのグラデーションが強まっていく。ホットだけど控えめ、でもハデで手工芸的、というところだ。

 またリヤ4本出しのマフラーは、フォルテによるオリジナルの可変式エキゾーストシステムで、ステンレス製中間パイプからリアピース、ブルーにコーティングされたテールで構成されている。ちなみにホイールはフロント10.5J×21インチ、リヤ12J×22インチを装着している。

 現行C8もPHEV化が取り沙汰されている今、先代モデルとはいえ最後のFRコルベットであるC7は、中古価格とう点でもカスタムベースとして面白いゾーンに降りてきている。純粋なアメリカンV8のホットロッドと呼ぶにふさわしい、そんな色褪せない1台となりそうだ。


南陽一浩 NANYO KAZUHIRO

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