なぜか憂鬱……な「五月病」に負けるな! クルマとも戯れながらストレスを発散するドライブの方法4選 (2/2ページ)

ソロキャンや燃費チャレンジも楽しい!

 3つ目は、朝から晩まで休みなく働いていたような人なら、ただただ景色のいいところでひたすらボーっとする、というのも心身をほぐす時間として必要だと思います。そんな時には海辺の駐車場など、眺めのいいところでお茶を片手にのんびりするだけでもいいですが、せっかくなら人気のソロキャン、ひとりで行くキャンプに挑戦してみてはいかがでしょうか。

 テントなどの道具をすべてレンタルできるキャンプ場も増えているので、手ぶらでもOK。太陽にあたり、風を感じ、夜は満点の星空の下で過ごす時間は、なによりの癒しになると思います。ただし、お酒はほどほどに。心身をゆるめるのに有効なお酒の適量は、ビールなら350mL、ワインならグラス1〜2杯が目安と言われています。寝酒も睡眠の質を落とす原因となりやすいので、就寝3〜4時間前までに飲み終えるのが良いそうです。翌日の帰路の運転のためにも、飲みすぎないようにしたいですね。

 4つ目は、自分だけにしかわからないゲーム感覚のドライブというのも楽しいものです。たとえば、いつもの愛車の平均燃費が18.0km/Lだったとしたら、一度燃費計をリセットして、平均燃費が20.0km/Lを超えるように走るというルールを作ります。

 ある程度の距離を走らないと結果が出にくいので、往復100km以上になるところを目的地として、ドライブを楽しみましょう。坂道、渋滞、高速道路での飛ばし過ぎなど、さまざまな障害を乗り越えつつ燃費を抑えて走るのはなかなかに大変。でも、アクセルの微妙な踏み加減や、ハイブリッド車なら回生で効率良く取り戻すコツなど、走っているうちにいろんなことがわかってきて、どんどん面白くなってくるのです。毎回、同じコースを走って自分だけの最高記録更新にチャレンジするのもいいですね。

 ということで、誰よりも頑張り屋さんだったり、真面目で几帳面だったり、自分に対するプレッシャーが大きいような人ほど、五月病になりやすいそうです。あれ、おかしいなと思ったら、ぜひ早めに、ドライブでストレスを発散して心身をゆるめてあげたいですね。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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