オンラインのみで販売するヒョンデ! ディーラーはないけど「試乗」や「相談」ができる施設に行ってみたら楽しすぎた (1/2ページ)

この記事をまとめると

■ヒョンデはオンラインのみで販売するシステムを採用

■ヒョンデ車の購入相談や試乗がしたい人におすすめの施設がある

■「Hyundaiカスタマーエクスペリエンスセンター横浜」を紹介

購入相談、試乗、納車、アフターサービスなどを行う施設

 韓国の大手自動車メーカーであるヒョンデが、一時は撤退していた日本市場に戻ってきてから1年が経過しました。バッテリーEVであるIONIQ 5(アイニックファイブ)と、水素を使って走るFCVのNEXO(ネッソ)の2モデルをラインアップしています。斬新で未来的なデザインと、熟練のクルマ好きをも唸らせる走りのよさ、きめ細かな上級装備が揃ったモデルで、IONIQ 5は2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤーでインポートカー・オブ・ザ・イヤーに輝いたほどです。

「でも、どこで売ってるの?」と疑問に思う人も多いことでしょう。ヒョンデはディーラーを持たず、オンラインのみで販売するシステムをとっているのです。これまでにも日本では、テスラがオンラインのみで販売するシステムで成功を収めているので、とくに珍しいことではなく、従来の価値観にとらわれない新しい感性を持った人たちに受け入れられています。

 ワンプライス販売で、時間と場所の制約を受けないスマートな車両購入経験を提供しつつ、試乗をしたいという顧客にはカーシェアサービスの「Anyca」を通じて試乗機会も提供。そして、購入相談から試乗、納車、アフターサービスなどがまるっと行える施設として、直営拠点である「Hyundaiカスタマーエクスペリエンスセンター横浜」が2022年7月にオープンしています。

 ではこのHyundaiカスタマーエクスペリエンスセンター横浜とは、いったいどんな施設なのでしょうか。

 実際に訪れてみると、周辺は多くのものづくり拠点や物流拠点が立ち並ぶ地域で、道幅も広くクルマでのアクセスは良好。駅からも近いので、公共交通機関でもアクセスしやすくなっています。エントランス前の駐車場には、試乗車を含めて数台のIONIQ 5が停まっていましたが、ユーザーがふらっと訪れて、急速充電をしている間に2Fのラウンジでコーヒーを飲みながら、ノートPCで仕事をしていったりすることも多いとか。試乗は事前予約を推奨しています。

 最初に目に入るのは、広々として開放的なショールームです。IONIQ 5とNEXOの展示車両のほか、車内外で使えるヒョンデの純正アクセサリーが展示してあり、この日はピクニックやBBQに持っていったら注目されそうな、コーヒーカップなどが1つのキャリーバッグに詰め込まれ、開くとウッドのテーブルにもなるという、素敵なアイテムに目を奪われました。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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