たった3カ月で納車できるセレナ! 納期1年以上なのにノア&ヴォクシーが「お客を取られる不安なし」な理由 (2/2ページ)

納期が遅くてもノアヴォクが欲しい人多数

 また、ノア&ヴォクシーでは、セールススタッフがノア&ヴォクシーの既納ユーザーに「新車にしませんか」とアプローチして反応を示しやすいのは、一世代前のモデルに乗っているユーザーにほぼ絞り込まれるとのこと。セールススタッフもその辺りは心得ていて、先代ユーザーが法定点検や車検のためにクルマを持ち込んだタイミングで新車への乗り換えを進めるので、車検をとったばかりのタイミングで新車の注文を入れれば、次の車検がくるまでには納車が可能となるので、納期遅延をあまりネガティブに捉える人も意外なほど少ないようである。

「現状では1年半以上かかるようなことになっていますが、実際はそれより納期は早まる傾向にあるようです」とは現場のセールススタッフ。納期遅延が人気車を中心に常態化し、対象車種も多いトヨタ系ディーラーでは、納期遅延車の販売にだいぶ手慣れてきたとの見方もあるようだ。

 ミニバンは男女のカップルによるファミリーのケースでは、女性パートナーが日々運転するケースが目立つ。そして、そのような女性ユーザーでは、同じ車種を乗り継ぎたいとする人が多いと聞いたことがある(そのままということはないが、操作系が大きく変わることを嫌うようだ)。そうなると、既納ユーザーが圧倒的に多いノア&ヴォクシーは、納期遅延がライバルより深刻であっても、”ノアにするかヴォクシーにするか”くらいの話しかなく、納期遅延が深刻でも目立ってお客は逃げないようなのである。

 現行ステップワゴンは、ノア&ヴォクシーやセレナとは少しキャラクターが異なるモデルとなっている。それが影響しているのかは不明だが、販売も低迷気味。セレナe-POWERの納期が短い傾向が続くと、その意味でも割を食いやすいのはステップワゴンとなると筆者はみている。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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