日本でバカ売れしている軽ハイトワゴン! どう考えても「横風に弱そう」だけど安心して走れる理由とは? (1/2ページ)

この記事をまとめると

■日本で一番売れている自動車のジャンルが軽自動車のハイトワゴンだ

■軽ハイトワゴンは背が高い形状ゆえに横風の影響を受けやすい

■安全性と安心感を確保するためにメーカーが施す横風対策を紹介する

形状はいかんともしがたいが対策のしようはある!

 いま、日本でもっとも売れているジャンルのクルマと言えば軽ハイトワゴンだ。軽自動車というランニングコストの安い規格に、高い全高で広々とした室内空間、利便性の高いスライドドア、といった具合で、端的に言えば「安い、利便性が高い、小さく運転しやすい」がウケている理由だ。しかし、高速道路などで横風に弱そうな印象があるが、そのあたりの対策はどうなっているのだろうか?

日本一売れているN-BOXを例に見る

 日本で一番売れているホンダのN-BOXを例に見てみよう。N-BOXは2022年の1年間で20万2197台という販売台数を記録し、普通車も含めて唯一の20万台超えとなった。

 そんなN-BOXは10月にフルモデルチェンジされた。基本的なデザインはそのままに、運転支援システムを充実させ、視界にも心血を注いで運転しやすさをさらに改善した。そして、今回の話題の中心である横風に影響のある、操縦安定性や直進安定性などに関する部分も進化させてきた。

 メカニズム的な変更点としては、サスペンションまわりの見直しが行われた。イニシャルトーを中心にアライメントを適正化し、サスペンションの締結を最適化している。また、電動パワーステアリングは操舵速度のフィードバック制御を見直したほか、ターボモデルはショックアブソーバーの減衰力を変更した。

 このように、軽ハイトワゴンはトレッドも大きく取れず、ボディ形状的に横風に対して不利になってしまうので、サスペンションまわりを中心に横風の対策を行っていく方向にある。

 また、N-BOXの場合は、先代のマイナーチェンジで採用されていた(FF車)が、ロールを抑えるメカニズムであるスタビライザーの採用なども、横風対策の1種と言える。ひと昔前は、スタビライザーを装着する軽自動車はあまりなかったが、近年は増えてきた印象だ。


西川昇吾 NISHIKAWA SHOGO

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