ライバルのハイラックスより100万円以上高い! それでも三菱トライトンに見える勝算 (2/2ページ)

トライトンが狙うはやっぱりハイラックス!

 その背中を押したのがトヨタ・ハイラックスだ。トライトンと同様、タイ製のピックアップトラックで、日本にはダブルキャブを輸入する。こちらの1カ月平均登録台数は約930台で、ほかのトヨタ車に当てはめるとGR86と同程度だ。トヨタ車では売れ行きが乏しい部類だが、販売店によると「ディーラーオプションを装着するお客さまが多く、いまのトヨタ車では価格と粗利が高い」という。要は儲かる商品だ。

 それでもハイラックスの価格は上級グレードのZ(GRスポーツ)が431万2000円だから、トライトンGSRは100万円以上高い。ハイラックスの4WDはセンターデフを装着しないパートタイム式だから、舗装路はトライトンと違って2WDで走り、4WDは悪路のみで使う。

 トライトンは4WDを含めてメカニズムが充実するが、それでも100万円以上の価格差は大きい。「カッコ良くて機能も充実するなら500万円を超えても割高ではない」と考えるピックアップトラックの愛好家、三菱ファンに向けたクルマといえるだろう。


渡辺陽一郎 WATANABE YOICHIRO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
フォルクスワーゲン・ポロ(2010年式)
趣味
13歳まで住んでいた関内駅近くの4階建てアパートでロケが行われた映画を集めること(夜霧よ今夜も有難う、霧笛が俺を呼んでいるなど)
好きな有名人
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