劣化が気になる人は専門業者に相談するのがベター
 さらにカーボンパーツ。カーボンそのものの劣化というより、表面のクリア塗装が紫外線や熱の影響で、白ボケしてくるのでケアが必要。
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 FRPパーツも紫外線の影響で変色、退色がはじまり、強度が落ちて、やがてひびが入ったり、割れたりしてくる。
 最近では、ヘッドライトのポリカーボネートの黄ばみ、曇り、スリ傷なども頭の痛いところ。
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 その他、メッキパーツにも寿命がある。メッキには錆びる劣化と剥がれる劣化があり、白いシミ・白錆を見かけたら、早めにメッキ専用クリーナーでメンテナンスしておこう。
 内装では、ドアの内張り・センターコンソールの表皮が浮いてきたり、日焼けで退色したりするのが気になるところ。シートの擦れ、破れ、裂け、焦げ穴や経年劣化によるひび割れなども定番のひとつ。
 擦れた自動車のシート画像はこちら
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 フロアマットも痛みが目立つが、これは思い切って交換してしまうのがおすすめ。純正品は廃版だったり、高価だったりするが、純正同等の社外品がけっこう出まわっているので、それらを利用しよう。意外に大きなリフレッシュ効果がある。
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 本革のステアリングやシフトノブも、破れたり、擦りキズができたり、摩耗したりしてくるものだが、これらはまるごと交換か、張り替えで対応。
 あとは、ペダルのゴム類も減って表面がツルツルになっていることも。
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 内装に関しては、専門のリペア業者がけっこうあるので、内装の劣化が気になる人は、こうした業者に相談してみるのもいいだろう。