歩行者も自転車も免許はなくてもルールはある! クルマ視点で年中見かける「危険行為」に要注意 (2/2ページ)

交通弱者だからといっても傷つくのは自分

自転車の急な進路変更

 自転車の急な進路変更は、よく見かける危険行動の代表例といっても過言ではありません。

 歩道と車道を縦横無尽に行き来する自転車は、歩行者にとっても車両の運転者にとっても非常に危険な存在です。自転車は、歩行者や車両の間をすり抜けられる大きさであるため、すり抜けながら先に進みたいという気持ちになってしまうのはよく理解できます。しかし、ほかの交通の迷惑や妨害になることもあるため、自転車もルールを守って運転するようにしましょう。

歩行者や自転車のルールについて

 歩行者や自転車にも、クルマやバイクなどと同じように交通ルールがあります。ルールを無視して道路を歩いたり自転車を運転したりすると、ほかの交通に迷惑がかかるだけでなく、事故を誘発させてしまったり、事故を起こしたりすることがあるため、ルールで決められている場所を通行し、信号や横断場所などのルールを守るようにしましょう。

 また、横断したり進路を変えたりするときは、周囲の交通状況を確認し、安全であることを確かめてから行動することが重要です。周囲の状況が安全かどうか確かめてから行動することは、自分の身を守ることにもつながります。自分自身が傷つかないようにするためにも、歩行者として道路を歩くときや自転車に乗るときも周囲の安全確認をしてから行動するようにしましょう。

交通事故をなくすためにも一人ひとりがルールを守ることが重要

 交通事故は毎日のように起きています。週末や連休、年末年始や夏休みといった長期休暇、年度が変わる時期などは、多くの人が道路を利用するため交通事故も増えます。そのため、一人ひとりが交通ルールを守って道路を利用することが交通事故を減らす有効な手段といえるでしょう。「少しくらいなら」「今だけだから」など、ちょっとした油断が事故につながることもあるため、道路を利用するときは交通ルールをしっかりと守るようにしてください。


齊藤優太 SAITO YUTA

ライター/インストラクター/ジャーナリスト

愛車
A4 35 TDI
趣味
ドライブ・洗車・音楽鑑賞・楽器演奏
好きな有名人
BLUE MAN

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