インズウェブの自動車保険一括見積もりを使ったらどれくらい安くなる?口コミや評判について
目次
- 自動車保険一括見積もりとは? どれくらい保険が安くなる?
- インズウェブの自動車保険一括見積もりの特徴について
- インズウェブの自動車保険一括見積もりの流れ
- インズウェブの自動車保険見積もり結果|実際に使ってみた
- 実際に使ってわかったインズウェブのメリット
- 実際に使ってわかったインズウェブのデメリット
- インズウェブでの自動車保険見積もりがおすすめな人
- インズウェブとほかの自動車保険一括見積もりはどちらがおすすめ?
- インズウェブの口コミ・評判を徹底分析|良い口コミ・悪い口コミまとめ
- インズウェブで保険料はいくら安くなる?年代・車種別シミュレーション
- インズウェブ利用時の注意点とトラブル対処法
- インズウェブを利用すべき人・すべきでない人
- インズウェブの個人情報保護とセキュリティ対策
- インズウェブの利用でよくある質問
- まとめ
自動車保険一括見積もりとは? どれくらい保険が安くなる?
自動車保険は商品ごとに補償内容や保険料が大きく異なります。数ある任意保険から最適な商品を選ぶことは、多くのドライバーにとって難しい課題です。
そこで活躍するのが自動車保険一括見積もりサイト。一度の情報入力で複数の保険会社から見積もりを受け取れるため、時間と労力を大幅に節約できます。比較検討の手間を省きながら、自分に最適な保険選びが可能になる便利なサービスです。
一括見積もりサイトは複数ありますが、基本的な仕組みは共通しています。簡単な情報を入力するだけで、複数社から見積もりが届く点は同じです。
自動車保険一括見積もりサイトについては、「【2024年最新】自動車保険一括見積もりサイトのおすすめはどこ?ランキングで紹介」にて詳しく解説しています。
「自動車保険が高い」と悩んでいる方へ
- 「自動車保険、今の保険が正しいか分からない方」は、自動車保険一括見積もりを利用
- 「自動車保険一括見積もり」で複数社に見積もり依頼し、保険料の節約しましょう
- インズウェブなら、最大20社の保険会社の見積もり結果をリアルタイムで比較可能
一括見積もりでは各保険の内容や料金を比較し、自分に最良の選択ができます。もちろん、見積もり後に加入を強制されることは一切ありません。
今回紹介するインズウェブも自動車保険一括見積もりサイトのひとつです。無料で利用でき、平均で年間3万円以上も保険料が安くなるという実績があります。実際に同サービスを利用してみた体験をもとに、その特徴や使い勝手を詳しくレポートします。
インズウェブの自動車保険一括見積もりの特徴について
自動車保険一括見積もりサイトのパイオニアとして知られるインズウェブ。多くのユーザーが利用している人気サービスですが、具体的にどのような特徴があるのでしょうか。主なポイントを見ていきましょう。
最大20社の一括見積もりが可能
このサービス最大の特徴は、最大20社からの一括見積もりに対応している点です。代理店型とダイレクト型の両方を含め、テレビCMでおなじみの大手保険会社も多数参加しています。
参加保険会社には、あいおいニッセイ同和損害保険、損保ジャパン、三井住友海上火災保険、アクサ損害保険、イーデザイン損害保険などが名を連ねています。いずれも知名度が高く安心できる保険会社ばかりなので、初めて利用する方でも安心して見積もり依頼できます。
安くなった保険金額は平均で年間3万6682円
初めて自動車保険を申し込む方はもちろん、保険会社の乗り換えを検討している方にとって、最も気になるのが保険料の削減効果です。
インズウェブでは、初めて利用した方の保険料が平均で年間3万6682円も安くなったという実績があります。自分が求める補償内容を維持しながら、保険料を大幅に削減できる可能性があることは大きな魅力です。ただし、削減額は現在の契約内容や車種、年齢などによって変動します。
最短3分で申込可能。しかも結果がすぐわかる
一括見積もりサービスは便利ですが、入力や申込が面倒なものも少なくありません。その点インズウェブは、見積もり依頼に必要な情報入力を最短3分で完了できます。
見積もり依頼後、保険会社からの回答も比較的早いのが特徴です。メールで届く見積もりは即座に確認でき、郵送の場合でも数日以内に届くケースが多いようです。スピーディーに比較検討を進められる点は、時間を大切にしたい方にとって大きなメリットといえます。
【編集部おすすめの自動車保険一括見積もりサイト】
- インズウェブ : 最大20社の保険会社から見積もり取得
- 保険スクエアbang! : 最大16社の保険会社から見積もり取得
- ズバット自動車保険比較 : 最大16社の保険会社から見積もり取得
利用者を対象とした口コミが充実
インズウェブのホームページには、実際にサービスを利用した方からのアンケートや体験談が多数掲載されています。保険会社選びの参考になる貴重な情報源です。
「自動車保険ランキング」や「年齢別安い自動車保険ランキング」をはじめ、「自動車保険サービス比較」など、保険選びに役立つコンテンツが充実しています。自動車保険の基礎知識についても詳しく解説されているため、インズウェブで見積もり依頼をしない方にとっても参考になるページです。
抽選でプレゼントキャンペーンを実施
キャンペーン期間中にインズウェブの自動車保険一括見積もりを利用すると、抽選で各種賞品が当たる嬉しい特典があります。
賞品はキャンペーンの時期により変わりますが、筆者が利用した2024年5月時点では、「スシローお食事券3000円分」「サーティワン・アイスクリーム1000円ギフト券」「すかいらーくご優待券(500円)」「ミスタードーナツ・ギフトチケット(200円)」などが用意されていました。保険料削減に加えて、こうした特典も楽しみのひとつです。
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インズウェブの自動車保険一括見積もりの流れ
流れ①:車検証など必要書類を準備
インズウェブの自動車保険一括見積もりを利用する際は、各種情報の入力が必要です。スムーズに進めるため、事前に必要書類を手元に用意しておきましょう。
具体的には、現在契約中の保険証券または更新はがき、そして車検証を準備します。これらの書類があれば、正確な情報を素早く入力できます。
必要書類の準備が整ったら、サイトに用意された「一括見積もりスタート」ボタンをクリックして申込みを開始します。
流れ②:サイトから必要情報を入力(その1)
最初に入力するのは車両情報です。①初年度登録年月、②メーカー名、③車名、④型式を入力します。これらはすべて必須項目のため、車検証を見ながら正確に入力しましょう。
次に、自動車保険の加入状況を選択します。「現在、自動車保険に加入している」「現在、自動車保険に加入していない」のいずれかを選びます。
続いて使用状況の入力に進みます。①主な使用地(都道府県)、②主な使用目的(日常・レジャー、通勤・通学、業務)、③予想される年間走行距離を入力。最後に、改造車かどうかを「はい」「いいえ」で選択します。
流れ③:サイトから必要情報を入力(その2)
次のステップでは、現在の契約情報を入力します。まず車両のナンバーを入力し、続いて現在契約している自動車保険の詳細を記入していきます。
具体的には、①契約中の保険会社等、②保険満期日、③現在の等級、④事故有係数適用期間を入力します。その後、過去の保険金請求件数として「事故による保険金の請求件数」を選択します。
これらの情報は保険証券や更新はがきに記載されているため、書類を見ながら正確に入力することで、より精度の高い見積もりが得られます。
流れ④:サイトから必要情報を入力(その3)
続いて運転者の情報を入力します。主な運転者について、①氏名、②生年月日、③性別、④婚姻状況、⑤職業、⑥免許証の色、⑦契約者から見た主な運転者の続柄、⑧過去1年以内の免許停止・免許取消処分の有無を入力します。
次のページでは保険契約者の情報を入力します。①自宅の郵便番号、②住所、③居住形態、④メールアドレス、⑤電話番号を記入し、最後に車両の所有者が契約者本人かその他(配偶者など)かを選択します。
流れ⑤:サイトから必要情報を入力(その4)
保険契約の詳細情報を入力していきます。まず基本的な補償内容として、①対人賠償責任保険金額(無制限、2億円、1億円から選択)、②対物賠償責任保険金額(無制限、1億円、5000万円、2000万円、1000万円から選択)、③人身傷害補償金額(2億円、1億円、5000万円、3000万円、無しから選択)、④搭乗者傷害保険金額(1000万円、500万円、無しから選択)を入力します。
次に特約について入力します。①自動ブレーキシステム(AEB)の有無(はい、いいえ、わからないから選択)、②ファミリーバイク特約の希望(はい、いいえから選択)、③補償される運転者の範囲(家族以外も補償、本人のみを補償などから選択)を選びます。
さらに運転条件(同居の運転予定者で最も若い方の年齢)、保険に対する希望(保険を選ぶ際に重視する点、保険会社や代理店からのアドバイス希望の有無、ドラレコやアプリによる新しい保険プランの表示希望)を入力します。
すべての入力が完了したら、入力情報の確認画面が表示されます。内容に問題がなければ「見積もりをGET」ボタンを押して一括見積もりの申込みが完了します。
流れ⑥:見積もり請求をインズウェブから保険会社に伝達
自動車保険一括見積もりの申込みは、上記の入力で完了です。最短3分とありますが、初めて利用する方や情報を確認しながら進める場合は、5〜10分程度かかることもあります。
ただし、ほとんどの項目が選択方式になっているため、入力作業自体はそれほど手間ではありません。入力が終了すると、インズウェブが提携保険会社に情報を伝達し、あとは各保険会社からの見積もりを待つだけです。
流れ⑦:保険会社から試算結果が届く
その後、保険会社や代理店から見積もりが届きます。筆者の場合は5社から届きましたが、一般的には平均4〜5社からの見積もりが届くようです。最大20社とありますが、実際に20社すべてから届くケースはほとんどないようです。
見積もりの送付方法は保険会社によって異なります。メールで即座に届く場合もあれば、郵送で数日かかる場合もあります。郵送の場合は確認までに時間がかかるため、急いで比較検討したい方は少し待ち時間を感じるかもしれません。
流れ⑧:試算結果を元に契約手続き
届いた自動車保険の見積もりの中に納得できるものがあれば、契約手続きに進みます。契約方法は各保険会社によって異なりますが、多くの場合はウェブサイトから手続きが完了します。
筆者の場合もウェブ経由で契約が完了しました。全体を振り返っても、特別な労力が必要な工程はなく、スムーズに進められました。
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インズウェブの自動車保険見積もり結果|実際に使ってみた
今回、インズウェブの自動車保険一括見積もりを利用し、新たに契約した保険料は前年と比較して約7000円安くなりました。
「インズウェブが謳っているほど安くならなかった」と感じる方もいるかもしれません。しかし筆者の車両は年式が古く(2015年式)、もともとダイレクト型の保険を利用していたため、大幅な削減には至りませんでした。
逆にいえば、年式が新しい車両で代理店型からダイレクト型に切り替える場合は、インズウェブが掲げる年間3万円以上の削減も十分実現可能です。現在の契約内容や車両条件によって、削減効果は大きく変わることを理解しておきましょう。
【編集部おすすめの自動車保険一括見積もりサイト】
- インズウェブ : 最大20社の保険会社から見積もり取得
- 保険スクエアbang! : 最大16社の保険会社から見積もり取得
- ズバット自動車保険比較 : 最大16社の保険会社から見積もり取得
実際に使ってわかったインズウェブのメリット
メリット①:条件にあった自動車保険を検討しやすい
インズウェブ最大のメリットは、各種情報や保険の付帯条件を一度入力するだけで、複数の保険会社から見積もりが届き、保険料を手軽に比較できる点です。
ネットから簡単に見積もりを取得できるダイレクト型自動車保険でも、複数社で見積もりを取ろうとすると相当な労力がかかります。一度の入力で複数の見積もりを確認できることは、時間を大切にしたい現代のユーザーにとって非常に魅力的なサービスです。
メリット②:保険料が実際に安くなった
今回インズウェブの保険一括見積もりを利用した結果、これまで利用していた保険より安い契約を実現できました。
筆者はこれまでもダイレクト型をメインに、毎年保険会社を乗り換えることで保険料を抑えていました。そのため今回も大きな削減は期待していませんでしたが、想像以上の結果となり嬉しい驚きでした。すでに保険料を抑えている方でも、さらなる削減の可能性があることは大きなメリットです。
メリット③:自動車保険についての知識を得ることができた
前述の特徴でも挙げましたが、保険一括見積もりを申し込む際、インズウェブのホームページで改めて自動車保険について学ぶことができました。
長年車を所有している方にとって、自動車保険は運転時の安心感を得るための存在と理解しているものの、詳細について深く知っている方は多くありません。保険の種類や付帯条件、割引制度などを改めて学ぶことで、保険料をさらに削減できる可能性があります。インズウェブのホームページは、見積もり依頼をしない方にとっても参考になる情報が豊富です。
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実際に使ってわかったインズウェブのデメリット
デメリット①:保険会社からの見積もり数が少ない
筆者を含め多くの利用者が感じるのが、見積もり社数の少なさです。最大20社からの見積もりとありますが、実際には平均4〜5社程度という声が多いようです。
また筆者の場合は該当しませんでしたが、利用者の声を見ると、見積もり段階と実際の契約時で条件が変わってしまうケースもあるようです。見積もり内容をよく確認し、契約前に詳細を保険会社に確認することをおすすめします。
デメリット②:契約まで面倒を見てくれるわけではない
自動車保険一括見積もりサイトの中には、保険会社との契約まで専門スタッフがサポートしてくれるサービスもあります。しかしインズウェブの場合は見積もり提供までです。
サービス内容としては問題ありませんが、自動車保険を初めて契約する方や、保険会社との交渉が苦手な方にとっては少し不安に感じるかもしれません。その場合は、サポート体制が充実した他のサービスを検討するのも選択肢のひとつです。
デメリット③:保険会社からの営業電話がくる
個人的に最も大きなデメリットと感じたのは、見積もり依頼後に保険会社(代理店)から営業電話があったことです。
見積もり内容の確認だけでなく、当初設定した条件にはない付帯サービスの追加を勧められるなど、条件を指定して申し込んだ意味が薄れるような連絡もありました。この点は大きな不満を感じました。
ただし、自身で直接保険会社に見積もり依頼した場合でも営業される可能性はあります。そのため、特段インズウェブに限ったデメリットではないともいえます。
筆者は経験しませんでしたが、ネット上の声では自動車保険だけでなく生命保険の勧誘を受けたという報告もあります。他のサービスでも同様の事例があるようですが、営業電話をデメリットと感じる方は多いはずです。
インズウェブでの自動車保険見積もりがおすすめな人
おすすめな人①:絶対に保険料を安くしたい人
保険一括見積もりを利用したい方の多くは、現在より自動車保険料を削減したいと考えています。
インズウェブの自動車保険一括見積もりは、そんな要望に確実に応えてくれるサービスです。自分が必要とする保険内容を維持しながら、複数の保険会社を比較できることは、ユーザーにとって非常に価値のあるサービスといえます。
おすすめな人②:自動車保険にある程度詳しい人
インズウェブで一括見積もりを申し込むと、複数の保険会社から連絡があることは前述のとおりです。申込時に保険内容の希望は伝えていますが、連絡してきた保険会社から、必要のないサービスを勧められることもありました。
もちろん保険内容は多くのサービスが付帯しているほうが安心できますが、必要性の判断は初めて自動車保険を利用する方には難しいものです。
不要なものをきちんと断れる意思の強さと、自動車保険の基礎知識がある方のほうが、このサービスを有効活用できるといえます。
おすすめな人③:保険会社からの連絡を苦にしない人
先ほど記したように、インズウェブの保険一括見積もりを申し込むと、多くの場合は複数の保険会社や代理店から見積もりが届きます。
基本的にメールや郵送で届くことが多いですが、一部では電話で連絡が入ることもあります。利用者の中には、電話連絡を負担に感じる方も少なくないでしょう。
多くのメリットがあるインズウェブのサービスですが、保険会社からの電話連絡を許容できる方に特におすすめできるサービスです。
インズウェブとほかの自動車保険一括見積もりはどちらがおすすめ?
自動車保険一括見積もりサイトのパイオニア
インズウェブの名前を聞いたことがない方もいるかもしれませんが、その運営母体はSBIホールディングスという大手金融持株会社です。
同社が規制緩和による保険市場の完全自由化が始まった2000年に立ち上げたのがインズウェブです。自動車保険一括見積もりサイトのパイオニアとして、利用者数は他のサービスと比べて圧倒的に多い1,000万人を誇ります。
利用者数だけでなく、最大20社の保険会社から見積もりを取得できる点も、他のサービスより充実しています。長年の実績と信頼性は、パイオニアならではの大きな利点です。
自動車保険に詳しくない人はおすすめしづらい……
インズウェブで一括見積もりを申し込むと、複数の保険会社から連絡があることは前述のとおりです。申込時に保険内容の希望を伝えていても、連絡してきた保険会社から、必要のないサービスを勧められることがありました。
筆者の場合は明確な希望条件があったため、不要なサービスを断ることができました。しかし自動車保険に詳しくない方の場合、営業トークに押されて「保険全部乗せ」のような契約になり、保険料が高額になってしまうリスクもあります。
インズウェブでは、見積もりから契約まで自ら保険会社と交渉する必要があります。他のサービスでは、オンラインや電話で保険の専門家がサポートしてくれるものもあるため、保険に詳しくない方にとっては心強い味方となります。
このサービスを上手に活用するには、営業担当者と対等に渡り合える意思の強さや、ある程度の保険知識が必要といえるでしょう。
| サービス名 | 保険会社数 | 利用者数 | 情報入力時間 |
| インズウェブ | 最大20社 | 1,000万人 | 最短3分 |
| 保険スクエアbang! | 非公開 | 400万人 | 最短10分 |
| ズバット自動車保険比較 | 16社 | 500万人 | 最短3分 |
| 価格.com一括見積もり | 非公開 | 不明 | 最短5分 |
| 楽天一括見積もり | 8社 | 不明 | 不明 |
| ドコモスマート保険ナビ | 最大12社 | 不明 | 最短10秒 |
| 保険市場 | 14社 | 不明 | 最短5分 |
| イオンのほけん相談 | 最大11社 | 不明 | 最短5分 |
ネットでは厳しい口コミも多いがうまく利用することで満足できる
このように自動車保険に詳しくない状態でインズウェブを利用するユーザーが多いためか、ネット上では厳しい声も聞かれます。
ただしその内容を見てみると、サービス自体のシステムというよりは、保険会社の対応についての不満が大半を占めています。正直なところ、この問題は他の一括見積もりサービスでも程度の差はあれ存在するのが現実です。
実際に利用して改めて感じたのは、毎年の更新時に複数社から自動車保険の見積もりが欲しいなど、明確な目的がある方にとってインズウェブは使い勝手がよいサービスだということです。
保険の条件や車種によって異なりますが、毎年の更新時に特定の保険会社にこだわらず、保険料が安い商品を契約したい方にとって、簡単に自動車保険を比較できるインズウェブは非常におすすめできるサービスです。
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インズウェブの口コミ・評判を徹底分析|良い口コミ・悪い口コミまとめ
インズウェブの実際の評判はどうなのでしょうか。利用者の声を分析し、良い口コミと悪い口コミの傾向をまとめました。
良い口コミの傾向
インズウェブに寄せられている良い口コミでは、主に以下の点が評価されています。
保険料の削減効果については「代理店型から切り替えたら年間4万円も安くなった」「同じ補償内容でも保険会社によって2万円以上差があった」といった、具体的な節約額に関する満足の声が多く見られます。特に代理店型から乗り換えた方や、初めて比較した方からの評価が高い傾向です。
使いやすさについては「入力が思ったより簡単だった」「スマホからでもスムーズに申し込めた」といった声があります。最短3分という謳い文句については賛否両論ありますが、多くの利用者が10分以内で入力を完了できているようです。
対応スピードに関しては「申込後すぐにメールで見積もりが届いた」「翌日には複数社から連絡があり、すぐに比較できた」など、迅速な対応を評価する声が目立ちます。
悪い口コミの傾向
一方で、インズウェブに対する否定的な口コミも存在します。主な不満点は以下のとおりです。
営業電話の多さについては「見積もり依頼後、複数の保険会社から頻繁に電話がかかってきた」「必要ないと伝えても何度も連絡が来る」といった声が最も多く見られます。これはインズウェブだけでなく、一括見積もりサービス全般に共通する課題といえます。
見積もり社数の少なさも指摘されています。「最大20社とあったが実際は4社しか来なかった」「車種や年齢によって見積もりできる会社が限られる」など、期待値とのギャップを感じる利用者もいるようです。
見積もり内容の相違については「サイトで見た見積もりと実際の契約時で金額が変わった」「条件を再確認したら追加料金が発生した」といった報告もあります。見積もりはあくまで概算であることを理解しておく必要があります。
口コミから見える総合評価
口コミ全体を分析すると、インズウェブは保険料削減という本来の目的については高く評価されています。一方で、営業電話への対応や見積もり社数については改善の余地があるといえます。
重要なのは、これらのデメリットを理解したうえで利用すること。営業電話への対処法を事前に準備しておくなど、適切な対策を講じることで、サービスのメリットを最大限に活用できます。
インズウェブで保険料はいくら安くなる?年代・車種別シミュレーション
「平均3万6千円安くなる」という数字は魅力的ですが、実際に自分の場合はどの程度節約できるのでしょうか。年代や車種、契約内容別の傾向をまとめました。
年代別の節約傾向
20代の場合は、保険料が高額になりやすい年代のため、削減効果も大きくなる傾向があります。代理店型からダイレクト型に切り替えた場合、年間5〜8万円程度安くなるケースも珍しくありません。特に初めて自動車保険に加入する方や、等級が低い方は削減効果が大きいです。
30代の場合は、事故リスクが下がり保険料も落ち着いてくる年代です。それでも代理店型からの切り替えで年間3〜5万円程度の削減が期待できます。家族限定や年齢条件の見直しも効果的です。
40〜50代の場合は、等級が高く保険料も比較的安定している年代です。削減額は年間2〜4万円程度になることが多いですが、補償内容の見直しと組み合わせることでさらなる削減も可能です。
60代以上の場合は、保険料が再び上昇し始める年代のため、見積もり比較の価値が高まります。年間2〜3万円程度の削減が一般的ですが、保険会社によって高齢者向けの料金設定が大きく異なるため、比較の重要性が高いです。
車種別の節約傾向
軽自動車は、もともと保険料が安い傾向があるため、削減額は年間1〜3万円程度が目安です。ただし料率クラスが低いため、ダイレクト型への切り替えでも一定の削減効果が期待できます。
コンパクトカーは、バランスの良い節約効果が期待できます。年間2〜4万円程度の削減が一般的で、車両保険の見直しも効果的です。
ミニバン・SUVは、車両価格が高いため保険料も高額になりがちです。代理店型からの切り替えで年間4〜6万円程度の削減も珍しくありません。車両保険の免責額を調整することでさらなる削減も可能です。
輸入車・高級車は、最も削減効果が大きい車種です。保険会社によって料金設定が大きく異なるため、年間5〜10万円以上の削減も期待できます。複数社で比較する価値が非常に高い車種といえます。
契約タイプ別の節約効果
代理店型からダイレクト型への切り替えは、最も大きな削減効果が期待できます。中間コストが省かれるため、同じ補償内容でも平均3〜5万円程度安くなることが多いです。
すでにダイレクト型を利用している場合でも、保険会社を変更することで年間5千円〜2万円程度の削減が可能です。筆者の事例のように、毎年比較して最安値を選ぶことで継続的な節約効果が得られます。
インズウェブ利用時の注意点とトラブル対処法
インズウェブを利用する際に知っておくべき注意点と、トラブルが発生した場合の具体的な対処法を解説します。
営業電話への具体的な対処法
最も多い不満である営業電話への対策は重要です。電話がかかってきた際の断り方としては「既に他社で契約済みです」「比較検討中のため、こちらから連絡します」と明確に伝えることが効果的です。
しつこい場合は「今後の連絡は不要です。再度連絡があった場合は消費者センターに相談します」と毅然とした態度で伝えましょう。それでも連絡が続く場合は、着信拒否設定を活用するか、インズウェブのサポートセンターに報告することをおすすめします。
事前対策としては、申込時に「メールのみでの連絡を希望」にチェックを入れる、または備考欄に「電話連絡不要」と記載しておくことである程度防げます。
見積もり依頼後のキャンセル方法
見積もり依頼後にキャンセルしたい場合は、まだ契約が成立していないため基本的に問題ありません。保険会社からの連絡に対して「検討の結果、今回は見送ります」と伝えるだけで大丈夫です。
もし既に契約してしまった場合でも、保険開始日前であればほとんどの保険会社でキャンセル可能です。各保険会社のカスタマーサポートに連絡してキャンセルの意思を伝えましょう。
個人情報の取り扱いと削除依頼
インズウェブに登録した個人情報が心配な方は、インズウェブのプライバシーポリシーを確認することをおすすめします。情報の削除を希望する場合は、インズウェブのカスタマーサポートに連絡することで対応してもらえます。
ただし、既に保険会社に情報が渡っている場合は、各保険会社にも個別に削除依頼を行う必要があります。
よくあるトラブル事例と解決策
見積もり金額と実際の契約金額が違う場合は、見積もり時の入力内容と実際の契約内容に相違がある可能性があります。補償内容や特約、免責額などを再確認しましょう。不明点があれば契約前に保険会社に詳しく確認することが重要です。
見積もりが届かない場合は、入力した条件に合う保険会社がなかった可能性があります。メールアドレスの入力ミスや迷惑メールフォルダへの振り分けも確認しましょう。それでも届かない場合はインズウェブのサポートに問い合わせてください。
不要なオプションを勧められた場合は、「現在の補償内容で十分です」と明確に断りましょう。必要性を感じない特約は無理に契約する必要はありません。
インズウェブを利用すべき人・すべきでない人
インズウェブが自分に合っているかどうかを判断するための具体的なチェックポイントをまとめました。
インズウェブを利用すべき人のチェックリスト
以下の項目に複数当てはまる方は、インズウェブの利用がおすすめです。
保険料を少しでも安くしたいと考えている方。現在代理店型の自動車保険に加入している方。毎年保険会社を比較して最安値を選びたい方。自動車保険についてある程度の知識がある方。営業電話に対して明確に断れる自信がある方。複数の見積もりを効率的に比較したい方。時間をかけずに保険選びを済ませたい方。
これらの条件に当てはまる方は、インズウェブのメリットを最大限に活用できるでしょう。
インズウェブの利用を慎重に検討すべき人
以下のような方は、他のサービスや方法も検討することをおすすめします。
自動車保険について詳しくなく、専門家のアドバイスが欲しい方。営業電話を受けることにストレスを感じる方。見積もりから契約までサポートしてほしい方。対面での相談を希望する方。特定の保険会社との付き合いを重視する方。
これらに当てはまる方は、保険代理店での相談や、専門家によるサポートが充実した他の一括見積もりサービスの利用を検討するとよいでしょう。保険市場やイオンのほけん相談など、対面や電話でのサポートが充実したサービスもあります。
状況別のおすすめ度
初めて自動車保険に加入する方には、やや慎重な利用をおすすめします。インズウェブ自体は優れたサービスですが、保険知識がない状態では営業に流される可能性があります。まずはインズウェブのサイトで保険の基礎知識を学んでから利用するとよいでしょう。
保険の乗り換えを検討している方には最適です。既に保険の知識があり、自分に必要な補償内容を理解している方にとって、インズウェブは非常に便利なツールです。
毎年更新時に比較したい方にも強くおすすめできます。一度利用方法を理解すれば、次年度以降も効率的に最安値を見つけられます。
インズウェブの個人情報保護とセキュリティ対策
車検証や保険証券など重要な個人情報を入力するサービスだけに、セキュリティ面は気になるポイントです。インズウェブの安全性について解説します。
運営会社の信頼性
インズウェブを運営するのは、SBIホールディングス株式会社傘下のSBIインシュアランスグループ株式会社です。SBIホールディングスは東証プライム市場に上場する大手金融グループで、銀行、証券、保険などの金融サービスを幅広く展開しています。
2000年のサービス開始以来、累計利用者数1,000万人を超える実績があり、20年以上にわたって運営されている点も信頼性の証といえます。
個人情報保護方針
インズウェブは個人情報保護方針を明確に定めており、利用者から取得した個人情報は見積もり提供および保険契約手続きのためにのみ使用されます。利用者の同意なく第三者に提供されることはありません。
ただし、見積もり依頼をした保険会社には必要な情報が提供されます。これは見積もりサービスの性質上、避けられないものです。各保険会社も独自の個人情報保護方針に基づいて情報を管理しています。
セキュリティ対策
インズウェブのウェブサイトは、SSL(Secure Sockets Layer)暗号化通信を採用しています。入力された個人情報は暗号化されて送信されるため、第三者による盗聴や改ざんのリスクを低減しています。
ブラウザのアドレスバーに鍵マークが表示されていることを確認してから情報を入力するようにしましょう。
個人情報の利用範囲
入力した個人情報は、主に以下の目的で利用されます。見積もりを提供する保険会社への情報提供、見積もり結果の送付、インズウェブからの各種案内の送付です。
これらの情報提供に同意できない場合は、サービスの利用を控えることをおすすめします。一度情報を入力した後でも、前述のとおりインズウェブのカスタマーサポートに連絡することで個人情報の削除を依頼できます。
インズウェブの利用でよくある質問
よくある質問①:20社から見積もりできますか?
当サービスでは、各参加保険会社がインターネット用の「見積もり提供基準」を設定しており、この基準に合致した場合に見積もりに立候補する仕組みになっています。ご入力内容と各社の基準がすべて合致すれば20社から見積もり可能ですが、合致状況によっては見積もりに立候補できない場合もあります。実際には平均4〜5社程度からの見積もりとなることが多いようです。
よくある質問②:まだ納車されていませんが、見積もりできますか?
はい、納車前の車両でも見積もりをご利用いただけます。新車購入時の保険選びにも活用できるサービスです。
よくある質問③:車を乗り換える予定ですが、見積もりできますか?
はい、車両の乗り換えでも見積もりをご利用いただけます。乗り換え後の新しい車両情報を選択のうえお進みいただき、契約内容は現在ご加入中の契約内容をご入力ください。車両入替時の保険見直しに最適です。
よくある質問④:名義変更をする予定ですが、見積もりできますか?
はい、名義変更を行う場合でも見積もりをご利用いただけます。変更後の名義をご入力のうえ、ご利用ください。家族間での名義変更時などに便利です。
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まとめ
自動車ユーザーにとって自動車保険は必要不可欠な存在です。運転時の安心感を得るために加入しているものの、保険の詳細について正しく理解している方は多くないのが実情です。
そのため保険選びもテレビCMなどのイメージに左右されがちで、適正な保険料かどうかを確認している方は少ないのではないでしょうか。
その点、自分が求める補償内容を備えた自動車保険を効率的に比較できるインズウェブの保険一括見積もりは、保険に対する新しい価値観をもたらすきっかけになるかもしれません。
保険料の削減を重視する方にとって、複数の保険会社でそれぞれ見積もりを取ることは大きな負担です。面倒な入力を一度行うだけで複数の保険会社から見積もりが届く一括見積もりサービスは、効率的な保険選びを実現する強力なツールといえます。
インズウェブは営業電話や見積もり社数など改善すべき点もありますが、保険料削減という本来の目的においては確実に成果を出せるサービスです。デメリットを理解したうえで適切に利用すれば、年間数万円の節約も夢ではありません。保険更新のタイミングで、ぜひ一度試してみる価値があるサービスです。






















