コストの問題も深刻
じつは先代の後期モデルからUSBポートの数が減っている
 そして、フリードのUSBポートだが、じつは先代の後期型からフロント部分は1個口となっている。フロントでふたつ使う人がいなかったから、コスト的にもひとつで十分となったとの声もある。これはフルモデルチェンジを果たしたばかりの現行型でも引き継がれている。
 現行ホンダ・フリードのUSBポート画像はこちら
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 先代から続いているポイントとして、セカンドシートの乗員が電源を使いやすいように、フロントシートのシートバックにUSBポートが用意されている。これはライバルといえるシエンタにも用意されていて、この手のミニバンのUSBポートは、フロントよりもセカンドシートのほうが需要が高いともいえるポイントだ。
 新型トヨタ・シエンタの2列目シート用USBポート画像はこちら
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アウトドア以外でも100V電源を頼む人がいる
 メーカーそれぞれの考え方の違いがあるから、「どのような装備を増やして減らして……」ということに対する評価は一概には決めにくい。ただ、筆者のまわりでは、たとえアウトドアを楽しんでいなくても、100V電源をオプションで注文する人はいるといった印象がある。
 AC100V電源のイメージ画像はこちら
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 これは災害を考えた上で装備したという声が多い。もし電気がストップしても、ガソリンさえあれば電気が使えるというのが大きな理由だとのこと。近年は自然災害も増えているので、再び装備したクルマが増えるといったこともあるかもしれない。