三角形を逆さにしたようなマークは「緩和標章」
緩和標章
三角形の上下をひっくり返した形で表示されるマークが「緩和標章」。これは、本来であれば基準値内(保安基準)に収まってなければならない車両の規格がオーバーしてしまっている車両に対して、保安基準の緩和を許可された車両であることを示す。「保安基準の車両制限を超える車両」というルールであるため、大型車両でしか見かけないマークである。
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後部リフレクター
荷台の後部に装着されている三角形のリフレクターはトレーラーであることを後続車に知らせるためのものとなっている。この車両はトレーラーであり、追い越しに時間がかかることなどを後続車に知らせる意味を持つ。
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大型後部反射板
大型後部反射器は車両総重量が7トンを超えるトラックの後部に取り付けられ、赤色と黄色の縞模様(ゼブラ型)と、なかが黄色で縁が赤色に囲われた額縁型の2種類がある。この大型後部反射器は対象となる車両への装着が法令によって義務付けられているため、取り外すことはできない。
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ダンプナンバー
ダンプナンバーはダンプゼッケンとも呼ばれるが、正式名は「ダンプ表示番号」といい、特定の大型自動車に付けられる文字と数字の組み合わせで、「地名・丸で囲まれた漢字1文字・5桁以内の数字」の順番で表示されている。
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ダンプナンバーは最初に2文字の地名が付き、そのあとが「ダンプカーを使用する目的、事業の種類」を表している。一例を挙げると「建」なら建設業「石」なら採石業「営」なら運送事業という意味で、全部で7種類ある。