「アオってんのか?」「……えーっとそんなつもりないですけど」 無自覚迷惑ドライバーにならないために知っておくべき「ライト関係」のメーター表示 (2/2ページ)

リヤフォグ点灯のピクトグラムは絶対に覚えておくべし

・緑色で真っ直ぐな照射+「A」の文字(オートマチックハイビーム表示灯)

 オートハイビーム機能がついているクルマだけにある表示灯。オートハイビームは、対向車や人物を検知したときなど、自動的にハイビームとロービームを切り替えてくれる機能。

 この機能が働いて、ハイビームで走行しているときにそれを知らせる表示になっている。

・緑色で照射角が斜めで、そこに波線が重なっている(フォグランプ表示灯)

 フロントフォグランプを点灯させると表示されるマーク。フォグランプが標準でついていないクルマもあるので、そうしたクルマにはこの表示ランプも用意されていない。

 フォグランプは濃霧や雨天、降雪で視界不良のときに使用するランプなので、晴天時に使用したり、常時点灯させるのはNG。悪天候以外で、メーターパネル内にこの表示を見かけたら、すぐにフォグランプのスイッチをオフにすること。

・橙色で水平方向の照射+波線(リヤフォグランプ表示灯)

 これは荒天時以外に使用すると大ヒンシュクになる、リヤフォグランプ点灯時に表示されるマーク。マークの照射方向が、フロントフォグランプ表示灯とは逆の右向きで、色も橙色なので区別がつきやすいはず。

 リヤフォグランプの使用は、悪天候で視界が悪いときに限定されているので、この橙色のマークが点灯しているときは、使用条件に適っているかどうか再確認することを忘れないようにしよう。


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藤田竜太 FUJITA RYUTA

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