16万円の価値は十分にあり! 富士スピードウェイで超豪華な観戦ができる「ラウンジ4563」に潜入してみた (2/2ページ)

ホスピタリティも充実

国際レースを観戦にきたセレブの気分!

 通常の場合、チケットが必要なエリアのほぼすべてに入場でき、ピット真上のクリスタルルームで観戦できるだけでも特別な体験といえるが、それだけではないのがラウンジ4563だ。先に書いたように、ビュッフェスタイルでの食事が用意されているのだが、これがまた豪華。まるでF1のパドッククラブのような、セレブになった気分にさせてくれる。

 そして、ラウンジ4563は、ほかのクリスタルルームと異なる家具が採用されているのも特徴のひとつだ。なんとこの家具、今回のラウンジ4563常設化に合わせて新しく購入したとのこと。これまで日本ではあまり見られなかったプレミアムな観戦体験を具現化するために、富士スピードウェイの思いと力の入れようが感じ取れるエリアだ。

 さらに特別な特典として、ゲストを迎えたこのラウンジだけの解説トークショーがあることも見逃せない。今回は日本を代表するモータースポーツメディアのひとつであるautosportの編集長、田中康二氏を招いてSUPER GTのマニアックな解説を実演。よりモータースポーツへの理解が深まり、観戦が楽しくなるコンテンツといえる。

 これまでパドックパスやグリッドウォークパスなどの販売はあったが、クリスタルルームでの観戦はスポンサー関係者などに限られており、一般のファンがアクセスすることは難しかった。

 しかし、ラウンジ4563の登場によって一般のファンでも特別な観戦体験をすることが可能となったのだ。このプレミアムな観戦形式が、日本各地で広まっていくか注目したい。


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西川昇吾 NISHIKAWA SHOGO

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