究極のワゴンが30台限定で日本にやってくる! 日常からサーキットまで乗りこなせる「BMW M3 CSツーリング」が登場

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BMWから30台限定で特別限定車「M3 CSツーリング」が国内導入

M3 Competition M xDriveツーリングをベースとした高性能モデル

■日常の実用性と高い運動性能の両立を高次元で求めるドライバーに訴求する

国内30台限定の最速ステーションワゴン

 BMWは、BMW Mモデルの限定車「BMW M3 CSツーリング」の注文受付を、BMWの全国正規ディーラーにおいて7月1日から7月13日まで実施する。

 日本国内における導入は30台限定であり、価格は税込2098万円。納車開始は2025年11月以降の予定となっている。

 ふたつのカテゴリーが存在するBMW M社の高性能Mモデル。ひとつはサーキットで培われた技術が投入され走行性能を高めた「Mパフォーマンス・モデル」。そしてもうひとつは、本格的なサーキット走行を可能とした「Mハイ・パフォーマンス・モデル」。本モデルが位置づけられるのは後者だ。

 BMW M3 Competition M xDriveツーリングをベースとするBMW M3 CSツーリングは、約20kgの車両重量の軽量化、約20馬力の最高出力向上を果たしている。

 大幅な軽量化を図れるCFRP(炭素繊維強化プラスチック)がキドニーグリル、エアインテークなど多数の箇所に奢られ、イエローに発光するデイライトを備えたアダプティブLEDヘッドライト、ブラックにレッドの差し色の入ったモデルバッジなどが、この限定車の特別な存在感を演出している。

 インテリアには、スパルタンな雰囲気漂うアルカンターラ・ステアリングや、カーボン製トリムにバケットシート、CFRP製センターコンソールなどが採用される一方、日常生活で実用性の高い大人3人が座れるスペースが後部座席には確保されている。

 シャシーにおいては、ボールジョイント箇所が4カ所追加され14カ所となり、ベースである「BMW M3 Competition M xDrive Touring」より路面追従性能、キャンバー強度、ダンパーレスポンスが向上している。

 また、強化仕様のエンジンマウントやギヤボックスベアリングを採用。専用のサスペンションとスタビライザーによって低重心化を果たしたほか、鮮やかな赤のカーボンセラミックブレーキを標準で搭載し、サーキットでの運動性能を極限まで高めている。

 BMWが日本国内に台数限定で導入を予定する本モデルは、日常生活での実用性とサーキットでの運動性能を両立させたいドライバーにとって、相反する要素を高次元で両立する究極の選択肢といえるだろう。


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