「もう飽きた〜!」「歩くの遅くなった!?」 やったヒトだけに伝わる「フォークリフト」あるある (2/2ページ)

最近はバッテリー残量にも注意が必要

「暑いし寒いし……そして作業は多め」というのもフォークリフトの仕事の特徴。倉庫内は空調が十分に利いていない場合も多く、さらにひたすらフォークに乗ってルーティンワーク。また、職場によっては検品作業や外装不良のチェック、荷物を固定するためのストレッチフィルム巻きまで、フォークリフトのオペレーターが行うこともあります。

「ドライバーへの転職が多い」という話もよく聞きます。フォークリフトの仕事は単調になりがちなのに、手間がかかり危険を伴う作業でもあるため、出入りするトラックのドライバーの紹介でトラックドライバーになるパターンが結構多いようです。逆に、トラックドライバーを引退して再びフォークリフトオペレーターに出戻りする人もこれまた多いのだとか。

 フォークリフトの仕事は、積み降ろしの「順番も大切」です。山のような量が保管される倉庫では、荷物の置き場所も非常に重要。忙しいときに限って手前の荷物を移動させないと奥の荷物が出せない、という場面もあり、そんなときはやる気がダウンしてしまうものです。

 近年のフォークリフトは電動式の車両が多く、「バッテリーがもつか?」ということも注意しなければなりません。前日の作業で電動フォークリフトのバッテリー残量が半分くらいだったが、「たぶんあと1日くらいもつだろう」と充電せずに翌日を迎えると、予想に反して作業途中でバッテリーが切れることもあります。

 そして、「あるある」8つ目。この仕事には「ちょっとした喜び」もあります。荷物を積み上げるときに、積み方がきちっとできるとうれしいとのこと。ささやかな喜びですね。

 最後は、仕事のあとに「歩くのが遅くなった!?」と感じることがあります。フォークリフトはそれほどスピードが出ない乗り物。とはいえ歩くよりは速い。それゆえ、ずっと仕事で乗っていると速度感覚がマヒして、フォークリフトから降りたときに自分の歩行速度がやたら遅く感じるのです。


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