台数は少ないが存在感をみせるBRZ勢! TGR GR86/BRZ Cupの第3戦は大波乱のレース展開に (2/3ページ)

雨に翻弄された予選ラウンド

 土曜日の予選。天気予報は午後から雨でしたが昼前には雨が降りはじめ、クラブマンは完全ウエットで開始されます。

 その結果、11位BUZZ RACING BRZのKen Alex、21位N-KIT Racing BRZの浦野歩、27位スバル東北自動車部の三浦陽貴、28位ファルコンBRZの野津太輝というリザルトになりました。

 一方のプロフェッショナルクラスはワンメイクレースの予選とは思えない激しい戦いが繰り広げられました。天気が晴れの場合、15分の予選時間の前半、中盤、後半にコースインするグループに自然とわかれ、ライバルのタイムを見ながら予選に挑み、1周のアタックに全神経を注ぎます。

 しかし、今回は雨。路面も新舗装で、練習走行は晴れのため雨のデータがない。さらに予選時間中に徐々に雨が弱くなり、最後にはレコードラインが見え始めることに。

 そうなると、周回するたびに順位が変動していきます。いつもなら1周で終わる予選が、15分丸々使っても順位が最後まで決まらないという状況で、これもまたワンメイクでは珍しい光景でした。その結果、井口が3位、久保が8位、奥本が20位という結果になりました。

 今回はお昼のピットウォーク中にサイン会が開催されたり、予選終わりにトップ3の記者会見が行われたりと、ファンサービスに向けた新たな取り組みも行われました。


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