この記事をまとめると
■ボルボの人気SUV「XC40」に新たなエントリーモデルが追加
■先進安全機能やGoogle連携のインフォテイメントも標準搭載
■従来モデルより50万円安価でより多くの層にアピールする設定
安全装備はそのままに価格ダウン
ボルボは、プレミアム・コンパクトSUV「XC40」の新たなエントリーグレードとして「XC40 Essential B3」を導入し、7月10日より販売を開始した。
XC40は、ボルボ初のコンパクトSUVとして登場し、ミニマルで洗練されたデザインと扱いやすいサイズ感が評価され、欧州カー・オブ・ザ・イヤー(2018)、日本カー・オブ・ザ・イヤー(2018-2019)を受賞。日本国内においても、もっとも販売台数の多い人気モデルである。
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今回新たに追加された「Essential B3」は、シリーズ中もっともシンプルな装備構成となり、選びやすさとコストパフォーマンスを重視した仕様である。装備内容は見直されているものの、ボルボ独自の先進安全技術や運転支援機能、360度カメラは標準で装備されている。また、48Vマイルドハイブリッド「B3」パワートレーンを搭載し、優れた環境性能と滑らかで力強い走行性能を実現している。
インフォテイメントにはGoogle Apps and Servicesを採用し、QualcommのSnapdragon Cockpit Platformを搭載。操作性と応答性が向上し、より快適なデジタル体験を提供する。
インテリアは、シティブロック(グレー)のテキスタイル・コンビネーションシートとチャコールのカラーリングで統一し、モダンな雰囲気を演出。足元には17インチ5スポークのシルバーアルミホイールを装着する。ボディカラーは「クリスタルホワイト」「オニキスブラック」「ヴェイパーグレー」の3色を用意する。
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メーカー希望小売価格は税込509万円と、従来のエントリーモデル「XC40 Plus B3」よりも50万円低く設定されており、より多くのユーザーに向けた魅力的な選択肢となっている。
この新グレードの追加により、XC40はさらなる市場拡大を図るとともに、ボルボのプレミアムSUVとしての存在感を一層高めている。