【2025年最新版】燃費のいい車ランキングTOP10! 軽・SUV・ミニバン別に厳選!

目次

1.燃費重視のクルマ選びが注目される背景とは?

 依然として過去最高水準のまま推移しているガソリン代。クルマを所有している家庭はもちろん、運送費が上がる物流企業への影響が大きいため、クルマをもっていない家庭への影響も少なくありません。

 このようにガソリン代の価格が高止まりするなか、燃費が良いクルマがより一層注目されるようになりました。

 そこで今回は、現在新車で購入できる燃費がいいクルマをピックアップ。総合ランキングとともに、ボディタイプ別のベスト5も合わせて紹介します。

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2.燃費のいいクルマランキングTOP10【2025年版】

 2025年6月現在の燃費がいいクルマトップ10は以下のとおり。ランキングを見ると一目瞭然ですがベスト10に8台ランクインしているトヨタ車の燃費性能が優れていることがわかります。

順位メーカー車種最高燃費
(WLTCモード)
1位トヨタヤリス36.0km/L
2位トヨタアクア34.6km/L
3位トヨタプリウス32.6km/L
4位トヨタヤリスクロス30.8km/L
5位トヨタカローラ30.2km/L
5位ホンダフィット30.2km/L
7位トヨタカローラスポーツ30.0km/L
8位トヨタカローラツーリング29.5km/L
9位トヨタシエンタ28.8km/L
10位日産ノート28.4km/L

1位:トヨタ・ヤリス(WLTCモード燃費:19.0〜36.0 km/L)

 燃費性能ランキング第1位に輝いたのはトヨタ ヤリス。ヴィッツのあとを受け2020年に登場したヤリスはコンパクトカー向けのTNGAプラットフォームを初採用したことで高い剛性のまま軽量化を実現。新開発された1.5リッターダイナミックフォースエンジンとモーターを組み合わせた新世代ハイブリッドシステムを搭載したことで国産車トップとなる燃費性能を実現しました。

2位:トヨタ・アクア(WLTCモード燃費:29.3〜34.6 km/L)

 ハイブリッド専用コンパクトカーとして高い人気を得た初代から、2021年にフルモデルチェンジで登場したのが現行モデルとなる2代目トヨタ・アクア。従来型に比べバッテリー出力が約2倍に向上した「バイポーラ型ニッケル水素電池」を駆動用車載電池として世界初採用したのが特徴です。デビュー時は35.8km/L(WLTCモード燃費)を実現するグレードも用意されていました(現在は廃止)。

3位:トヨタ・プリウス(WLTCモード燃費26.0〜32.6 km/L)

 ハイブリッド車のパイオニアとして日本はもちろん海外でも知名度が高いトヨタ・プリウス。5代目となる現行モデルは2022年12月に登場しました。1.8リッターエンジン+モーターと、2リッターエンジン+モーターのハイブリッドシステムを用意。スポーツカーを想起させるようなモノフォルムシルエットにワイド&ローのスタイリッシュなフォルムで、人気を集めています。

4位:トヨタ・ヤリスクロス(WLTCモード燃費17.6〜30.8 km/L)

 都市型コンパクトSUVとして2020年に登場したヤリスクロス。全長4180mmとコンパクトなボディサイズながらユーティリティ性能が高く先進装備を多数搭載することなどで高い人気を誇ります。1.5リッター直3エンジンと同エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド車を用意。ハイブリッド車はSUVにおいて圧倒的な燃費性能を実現しました。

5位:トヨタ・カローラ(WLTCモード燃費25.3〜30.2 km/L)

 カローラは国内外で人気のコンパクトセダン。ただ日本仕様はTNGAプラットフォームを活用しつつ、国内専用の設計が施されています。現在販売されているのは2019年に登場した10代目でデビュー時は1.8リッター+モーターのハイブリッドと1.8リッターガソリン、1.2リッターターボエンジンをラインアップしていましたが、現在はハイブリッド車に1本化されました。

5位:ホンダ・フィット(WLTCモード燃費16〜30.2 km/L)

 前席床下に燃料タンクを収めるセンタータンクレイアウトという画期的なレイアウトを採用し、コンパクトカーとしては圧倒的なユーティリティ性能を実現しているホンダ・フィット。2020年に登場した4代目となる現行モデルは歴代モデルが築き上げた性能や機能を継承しつつ、多彩なボディタイプを用意しました。1.3リッターエンジンとともに、1.5リッター+2つのモーターを組み合わせたハイブリッドをラインアップしています。

7位:トヨタ・カローラスポーツ(WLTCモード燃費27.2〜30.0km/L)

 カローラシリーズのコンパクトハッチとなるカローラスポーツ。2018年にセダンやワゴンに先立ちデビューしています。スポーティなエクステリアデザインが特徴で、車載通信機が全車に搭載されていたことも注目を集めました。パワーユニットは1.8リッターエンジン+モーターのハイブリッドモデルと、1.2リッターターボを用意していましたが、2025年の一部改良でハイブリッド車に1本化されました。

8位:トヨタ・カローラツーリング(WLTCモード燃費24.9〜29.5 km/L)

 カローラフィールダーから車名を変更し、カローラシリーズのステーションワゴンとして2019年にデビューしたトヨタ カローラツーリング。セダン同様に国内専用の設計を施し低重心化を実現。トヨタ車として初めてディスプレイオーディオが装備されました。パワーユニットはセダンやスポーツと同様に2025年の一部改良でハイブリッドユニットのみとなりました。

9位:トヨタ・シエンタ(WLTCモード燃費18.3〜28.8 km/L)

 5ナンバー3列シートのミニバンとして人気が高いトヨタ シエンタ。2022年に登場した現行モデルとなる3代目は居住性をさらに向上。また従来モデル同様に、運転のしやすさや先進安全装備にもこだわられています。パワーユニットは1.5リッターエンジンと1.5リッター+モーターのハイブリッド車を用意。ハイブリッド車はほかのミニバンと比べ圧倒的な燃費性能を誇ることが特徴です。

10位:日産 ノート(WLTCモード燃費23.8〜28.4 km/L)

 日産の屋台骨を支えるコンパクトカーとなるノート。3代目となる現行モデルは2020年に登場し、先代モデルに採用されたハイブリッドユニット「e-POWER」のモーターとインバーターを新型に変更。トルクや出力のアップとともに燃費性能も向上しています。また安全運転支援システム「プロパイロット」の性能向上も実現しました。2024年の一部改良でフロントグリルに新時代のデジタルVモーションを採用しています。

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3.燃費のいい軽自動車

 いまや新車販売台数の約40%を誇る軽自動車。燃費性能ランキングは以下の通りですが、マイルドハイブリッドを用意するスズキ車が圧倒的な強さを誇ります。

順位メーカー車種最高燃費
(WLTCモード)
1位スズキアルト27.7km/L
2位スズキラパン26.2km/L
3位スズキワゴンR25.2km/L
4位スズキワゴンRスマイル25.1km/L
4位スズキスペーシア25.1km/L
5位スズキハスラー25.0km/L
5位ダイハツミライース25.0km/L

1位:スズキ・アルト(WLTCモード燃費23.5〜27.7 km/L)

 現行モデルが9代目と長い歴史を誇るアルト。2021年に登場した9代目にはマイルドハイブリッドが搭載され、燃費性能が大きく向上しました。またエントリーモデルにもかかわらず安全性能も高められており、先進安全支援装備「スズキセーフティサポート」と、6つのエアバッグが全車に標準装備されています。

2位:スズキ・ラパン(WLTCモード燃費24.6〜26.2 km/L)

 フランス語でうさぎを意味するラパンは、とくに若い女性に人気の軽自動車。歴代モデル同様に箱型のフォルムを採用しつつ、丸みを帯びているのが現行モデルの特徴です。680kg(FF車)と軽量ボディにエネチャージなどを備えたパワーユニットの組み合わせで優れた燃費性能を誇ります。

3位:スズキ・ワゴンR(WLTCモード燃費20.9〜25.2 km/L)

 軽ハイトワゴンのパイオニアとなるワゴンRは現行モデルが6代目となります。3つの外観デザインを採用し新プラットフォーム「ハーテクト」を採用したことが特徴です。また発進時にモーターのみで走行できるマイルドハイブリッドを採用。2022年には新たに「カスタムZ」が追加されました。

4位:スズキ・ワゴンRスマイル(WLTCモード燃費22.5〜25.1 km/L)

 スライドドアと個性的なデザインを採用し2021年に登場したワゴンRスマイル。広い室内空間と高い機能性を備える軽ハイトワゴンです。パワーユニットはNAとマイルドハイブリッドを用意。デュアルカメラブレーキサポートを搭載した「スズキセーフティサポート」が全車に標準装備されています。

4位:スズキ・スペーシア(WLTCモード燃費19.8〜25.1 km/L)

 ホンダのN-BOXと激しい販売競争を行う、軽スーパーハイトワゴンのスペーシア。販売台数はN-BOXにやや劣るものの、全車マイルドハイブリッドとすることで燃費性能はライバルに勝ります。そのパワーユニットはNAとターボを用意し、ターボ車は最高出力64馬力を誇ります。

5位:スズキ・ハスラー(WLTCモード燃費20.8〜25.0 km/L)

 軽クロスオーバーとして人気を博すハスラー。現行モデルは2019年に登場した2代目で、初代同様に高い人気を得ています。パワーユニットは全車マイルドハイブリッド化され、NAとターボをラインアップ。全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールと、車線逸脱抑制機能が全車に標準装備されます。

5位:ダイハツ・ミライース(WLTCモード燃費23.2〜25.0 km/L)

 スズキ車以外で唯一のランキング入りしたのが、ダイハツのミライース。先代モデルと比べ最大80kgの軽量化が図られたことなどにより高い燃費性能を誇ります。安全支援システムスマートアシストを現在は全グレードで標準装備。全グレードにオートライトも標準装備されています。

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4.燃費のいいSUV TOP5

 総合ランキングでも上位だったヤリスクロスがトップとなるSUVのランキング。ここでもトヨタ(レクサス)車の強さがわかります。

順位メーカー車種最高燃費
(WLTCモード)
1位トヨタヤリスクロス30.8km/L
2位ダイハツ/トヨタロッキー/ライズ28.0km/L
2位レクサスLBX28.0km/L
3位トヨタカローラクロス26.4km/L
4位レクサスUX26.3km/L
5位ホンダヴェゼル26.0km/L

1位:トヨタ・ヤリスクロス(WLTCモード燃費17.6〜30.8 km/L)

 総合ランキングでも上位に位置したトヨタ ヤリスクロス。SUVのなかで唯一30km/Lオーバーを実現しています。同車の燃費性能はもちろん、先進安全性能にも長けていることや装備が充実していることも人気の理由。2024年のマイナーチェンジでフロントマスクのデザインなどが変更されました。

2位:ダイハツ・ロッキー/トヨタ・ライズ(WLTCモード燃費17.4〜28.0 km/L)

 2019年に登場したダイハツ ロッキーは高い人気を誇るコンパクトSUV。トヨタにもOEMで提供されライズとして販売されています。コンパクトカーで「DNGA」を初採用。SUVらしい力強いフォルムが特徴で、コンパクトなボディサイズながら広い室内空間を実現し「次世代スマートアシスト」を採用。2021年の改良でエンジンの排気量を1リッターから1.2リッターに拡大しています。

2位:レクサス LBX(WLTCモード燃費26.2〜28.0 km/L)

 レクサスのエントリーモデルとなるのがコンパクトクロスオーバーとなるLBX。ヤリスクロスなどで用いられるGA-Bプラットフォームを採用しつつ、ボディ剛性などはレクサスブランドらしく高められています。パワーユニットは1.5リッター+モーターのハイブリッドと1.6リッターターボが用意されています。

3位:トヨタ・カローラクロス(WLTCモード燃費23.3〜26.4 km/L)

 カローラシリーズ初となるSUVとして2020年に登場したカローラクロス。シリーズのなかでとくにユーティリティ性能に長けたモデルです。パワーユニットはデビュー時には1.8リッターガソリンと1.8リター+モーターのハイブリッドでしたが、現在はハイブリッドとスポーツグレードに2リッターガソリンを搭載しています。

4位:レクサス UX(WLTCモード燃費23.4〜26.3 km/L)

 レクサスのラインアップに新たに加わったUX。都会派コンパクトクロスオーバーとして2018年に登場した同車はすぐに人気車種となりました。パワーユニットは新開発の2リッターエンジンと2リッター+モーターのハイブリッドを用意。2024年の一部改良でハイブリッドの出力がアップしています。

5位:ホンダ・ヴェゼル(WLTCモード燃費15.0〜26.0 km/L)

 大ヒットした初代のあとを受け2021年に登場した、現行モデルとなるコンパクトSUVの2代目ヴェゼル。ユーティリティ性能に加えスタイリッシュなデザインで現在も人気を誇ります。パワーユニットは1.5リッターガソリンと2モーター式ハイブリッドのe:HEV。2024年のマイナーチェンジでフロントグリルなどのデザインが変更されました。

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5.燃費のいいミニバンTOP5

 コンパクトミニバンで人気を二分するシエンタとフリードが、燃費性能でも頭ひとつ抜けているSUVの燃費ランキング。そのほかはトヨタの姉妹車(&OEM)がランクインしました。

順位メーカー車種最高燃費
(WLTCモード)
1位トヨタシエンタ28.8km/L
2位ホンダフリード27.2km/L
3位トヨタノア23.4km/L
4位スズキランディ23.2km/L
5位トヨタヴォクシー23.0km/L

1位:トヨタ・シエンタ(WLTCモード燃費18.3〜28.8 km/L)

 総合ランキングでも9位に入ったシエンタがSUVジャンルの1位を獲得。燃費性能に優れていることはもちろん、小まわりが利きやすく街乗りに最適なサイズであることや3列目シートを床下に格納できることなど機能性に優れていることで人気を博しています。

2位:ホンダ・フリード(WLTCモード燃費17.6〜27.2 km/L)

 シエンタとともにコンパクトミニバンにおいて高い人気を誇るホンダ フリード。2024年に登場した3代目は初代から継承する利便性が高いボディサイズを踏襲しながら、ユーティリティ性能を高めています。パワーユニットは1.5リッターエンジンと1.5リッター+モーターのハイブリッド。そのハイブリッドはe:HEVを新たに採用しています。

3位:トヨタ・ノア(WLTCモード燃費15.0〜23.4 km/L)

 国産Mクラスミニバンで姉妹車のヴォクシーとともに人気のノア。現行モデルは2021年に登場した4代目となります。現行プリウスに先駆けて新たなハイブリッドユニットを採用したことなどで、Mクラスミニバントップの燃費性能を実現。その他、2リッターエンジン車もラインアップしています。

4位:スズキ・ランディ(WLTCモード燃費15.1〜23.2 km/L)

 先代モデルまで日産からOEMを受けていたスズキのミニバン、ランディ。ただ、2022年に登場した現行モデルからはノアのOEMとなりました。外観に細かい違いはあるものの中身はノアと同じですが、燃費性能は若干ではありますがノアより劣っているのが興味深いポイントです。

5位:トヨタ・ヴォクシー(WLTCモード燃費15.0〜23.0 km/L)

 ノアの姉妹車となるヴォクシー。ノアよりもフロントグリルなど押し出しが強めのデザインを採用しているのが特徴です。パワーユニットはノアと共通で1.8リッター+モーターのハイブリッドと2リッターエンジン。ただ、ランディ同様、最高燃費が多少ではありますが劣っています。

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6.燃費のいいステーションワゴンTOP5

 現在、購入できるモデルが限られているステーションワゴン。上位にトヨタ車が入りましたが、ランキングには輸入車が2台入りました。

順位メーカー車種最高燃費
(WLTCモード)
1位トヨタカローラツーリング29.5km/L
2位トヨタカローラフィールダー27.8km/L
3位プジョー308SW21.6km/L
4位トヨタクラウンエステート20.3km/L
5位VWゴルフヴァリアント20.1km/L

1位:トヨタ・カローラツーリング(WLTCモード燃費24.9〜29.5 km/L)

 総合ランキングで8位に入ったカローラツーリングが、ステーションワゴンにおいてランキング1位を獲得。すでにハイブリッド車のみになった同車は2022年の一部改良で、そのユニットに電動モジュールを刷新したシステムを採用。とくに加速性能が向上しました。

2位:トヨタ ・カローラフィールダー(WLTCモード燃費15.6〜27.8 km/L)

 トヨタ カローラフィールダーはカローラツーリングとともに現在も販売しているカローラシリーズのステーションワゴン。カローラツーリングとはパワーユニットが異なり1.5リッターエンジンと1.5リッター+モーターのハイブリッド車をラインアップしています。ただ、2025年10月に生産終了することが発表されました。

3位:プジョー 308SW(WLTCモード燃費21.6 km/L)

 ハッチバックとともに販売されているプジョーのアッパーミドルステーションワゴンのプジョー308SW。ハッチバックと比較して235mmボディを延長したことで、ラゲッジは大きく拡大し使い勝手が向上。1.5リッタークリーンディーゼルエンジン車が21.6 km/L(WLTCモード燃費)の最高燃費を誇ります。

4位:トヨタ・クラウンエステート(WLTCモード燃費20.0〜20.3 km/L)

 SUV,ハッチバック、セダンに続き、クラウンシリーズ最後に登場したクラウンエステートが2025年3月に登場。エステートと名がつくように570リットルの荷室容量や新機構「ラゲージルーム拡張ボード」を搭載しています。大きく思いボディにもかかわらず2.5リッター+モーターのハイブリッドを採用したことで高い燃費性能を実現しました。

5位:フォルクスワーゲン・ゴルフヴァリアント(WLTCモード燃費:18.3〜20.1 km/L

 世界的に人気が高いフォルクスワーゲンのコンパクトハッチ、ゴルフに用意されたステーションワゴンがゴルフヴァリアント。斬新なデジタルインターフェースを採用するなど、クラスを超えた高い質感を備えています。現在は1.5リッター+モーターのハイブリッドと2リッターディーゼルを用意。最高燃費はディーゼルエンジンが記録しています。

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7.燃費のいいセダンTOP5

 ステーションワゴンとともに車種が少なくなったセダンの燃費1位はやはりプリウス。続いてカローラのセダン2車種が続きます。

順位メーカー車種最高燃費
(WLTCモード)
1位トヨタプリウス32.6km/L
2位トヨタカローラ30.2km/L
3位トヨタカローラアクシオ27.8km/L
4位ホンダアコード23.8km/L
5位マツダMAZDA3(セダン)21.5km/L

1位:トヨタ・プリウス(WLTCモード燃費26.0〜32.6 km/L)

 総合ランキング3位に輝いたトヨタ プリウスがセダンジャンルでトップを獲得。1.8リッター+モーターと2リッター+モーターのハイブリッド(&プラグインハイブリッド)ユニットを用意する現行モデルですが、最高燃費は1.8リッターハイブリッド車となります。

2位:トヨタ・カローラ(WLTCモード燃費25.3〜30.2 km/L)

 プリウス同様に総合ランキング入りしたカローラ。取りまわしがよい貴重なコンパクトセダンの同車は2025年5月の一部改良でハイブリッド車のみとなったほか、装備の充実や利便性の向上が図られました。

3位:トヨタ・カローラアクシオ(WLTCモード燃費15.6〜27.8 km/L)

 現行カローラとともに販売が継続されているコンパクトセダンのカローラアクシオ。2012年に登場した同車は海外仕様と異なる国内仕様を採用し、先代モデルよりコンパクト化を図ったことが大きな話題となりました。現在販売されているのは1.5リッターエンジン車と1.5リッター+モーターのハイブリッド車。ただし、フィールダー同様、2025年10月末で生産終了となります。

4位:ホンダ・アコード(WLTCモード燃費23.8 km/L)

 2024年に登場した11代目アコード。現行モデルのパワーユニットは、2リッターエンジン+2モーターのハイブリッドとなったことで、4980mmの大きなボディながら優れた燃費性能を実現しました。2025年5月の一部改良でハンズオフ機能付高度車線内運転支援機能が追加されました。

5位:マツダ MAZDA3セダン (WLTCモード燃費:16.7〜21.5km/L

 ハッチバックとともにラインアップされるMAZDA 3セダンは、マツダの新世代商品の第1弾となる車種。魂動デザインを採用したスタイリッシュな外観が大きな特徴です。1.8リッターディーゼルと2リッターマイルドハイブリッドを用意し、ディーゼル車は21.5km/Lの最高燃費を誇ります。

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8.燃費だけじゃない! クルマ選びで比較したい3つのポイント

価格と購入コスト

 これまで紹介してきた燃費性能がいいクルマは軽自動車を除くと、そのほとんどがストロングハイブリッド車。クリーンディーゼル車もありますが、これらの特徴としては、ガソリン車と比べ価格が高いということ。いくら燃費がいいとはいえ、走行距離によっては、同じグレードの安いガソリン車があれば減少したガソリン代より車両価格の差額は大きくなってしまいます。

 ハイブリッド専用車は別として、購入を予定している車両に価格が安いガソリン車がある場合は自分がそのクルマを所有している期間、どれだけ走行するのかと価格差を頭に入れ購入を検討しましょう。

安全性能と運転支援機能

 現在のクルマに求めるニーズとしてもっとも高いのは安全性能と運転支援機能でしょう。とくに長距離を走るドライバーにとって、アダプティブクルーズコントロールやレーンキープ機能はほしい装備だといえます。

 なかでもアダプティブクルーズコントロールは、この機能を使用することで燃費も向上するケースが多いためぜひとも装備したい機能。

 この時代のクルマ選びは燃費がいいのはもちろん、安全性能や運転支援機能がいかに充実しているかを考慮したうえでクルマを選ぶことが重要となります。

維持費(税金・保険・車検など)

 クルマを所有する際、かかってくるのが維持費。燃費がいいクルマを購入することで維持費を抑えることができますが、クルマの維持費は燃料代のみならず、さまざまなものがあることはおわかりでしょう。

 燃費がいいクルマを購入することでメリットとなるのが、購入時(初回車検時)の自動車重量税が100%減税(免税)されること。また自動車保険によってはエコカーを対象とした割引を行う商品も存在します。

 ただ車検については要注意。一部輸入車の場合、燃費がいいからと購入したものの、ディーラーで車検を受けたら予防措置のためパーツ交換を求められるなど高くつくケースあり。また、ハイブリッド車の駆動用バッテリーの交換が必要になった場合は高額な修理費用が発生してしまいます。

まとめ:燃費で選ぶ2025年の賢いカーライフとは

 暫定税率の廃止がいつになるかわからないなか、高止まりのガソリン代に対応するため燃費がいいクルマを購入するユーザーは今後も増えていくことでしょう。

 とはいえ、「燃費がいいクルマ=自分が気に入ったクルマ」であるかはわかりません。少しでも気になる車種があれば試乗するに限るのですが、そんなときおすすめしたいのが楽天Car試乗・商談。複数のメーカーに一度で試乗申し込みができるほか、自ら乗りたい車両が用意されているディーラーを探す手間がかかりません。

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手束 毅 TEZUKA TSUYOSHI

フリー編集者/ディレクター

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ゴルフ、食べ飲み歩き
好きな有名人
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