セールスマンとの相性に違和感を感じたらすぐに「店舗チェンジ」が正解! 「気に入った車種だから」だけで続けるべきじゃない新車の商談 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■新車購入においてはセールスマンとの相性が購入を左右するケースが意外なほど多い

■相性次第では店舗変更や資本違いの販売会社への切り替えも視野に入れるべきだ

■近い将来にはAIやキャラ型ロボットによる商談が感情的な摩擦を減らす可能性もある

セールスマンは新車購入においてのカギのひとつ

 クルマは気に入っているのだが、たまたま担当となったセールスマンとどうも波長が合わなかったので、波長の合ったセールスマンの扱う二番手のモデルにしたというひともいるかもしれない。

 こればかりは巡り合わせなので仕方がないともいえるのだが、そのモデルへの思い入れが強くても担当セールスマンのイメージがあまりにも悪くて購入を断念したという話も聞いたことがある。

 新車販売の世界は「ゲンを担ぐ」業界ともいわれ、セールスマンと気が合わなくても「まあいいか」とモヤモヤしたやりとりが続いた挙句、契約して新車が納車されるとすぐに傷をつけてしまったり、納車された車両固有のマイナートラブルに悩まされるなど不運が続いた結果、予定より短期間で手放してしまいコスパの悪い買い物になってしまうこともありがちとは聞いている。「そんなことないよ」というひとも必ずいると思うが、モヤモヤが残っているとトラブルを誘引してしまうのかもしれない。

 セールスマンは、10人いれば10通りの売りかたがあるといっていい。一般的には同世代のお客のほうが共通な話題も多く売りやすいとされているが、なかには若手でも「オヤジキラー」などと呼ばれ、年齢の高い男性客への新車販売を得意とするセールスマンがいたり、話も上手で見た目も悪くない「マダムキラー」と呼ばれるような若手セールスマンもいたり、とにかく得意なお客や売りかたはそれぞれ異なる。

 係長や課長などマネージャークラスなどベテランとなれば、新人のころから築き上げてきたお得意様への乗り換え促進や、お得意様からの新車購入希望客の紹介などが商売のメインとなるが、中堅ぐらいまではまだまだ店頭などでファーストコンタクトしたお客への販売促進活動も目立つ。

 買う側もまったくコネもなく、いま乗っているクルマとは異なるメーカーのクルマへ乗り換え希望となれば、セールスマンとはファーストコンタクトとなるので、前述したミスマッチということも発生しやすい。


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小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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2019年式トヨタ・カローラ セダン S
趣味
乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
好きな有名人
渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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