CIVIC TYPE R HRC Conceptのパフォーマンスは高く、同モデルのステアリングを握る大津選手によれば、「市販車をベースに開発された昨年までのクルマと違って、今年のクルマはTCRがベースになっていますからね。車両自体の重さも違いますし、エンジンやギヤボックスも含めてパーツも違うので、乗った瞬間のフィーリングからST-2クラスの車両とは違います。もちろん、どちらのモデルも、トルクの出方とかターボのパワー感などはホンダらしさがあるんですけど、クルマ本体のパフォーマンスが違います」とインプレッション。
事実、Team HRCの271号車「CIVIC TYPE R HRC Concept」は、26日の予選で総合5位、ST-Qクラスの1位を獲得したほか、27日の決勝でも終始コンスタントな走りを披露。惜しくも総合5位には届かなかったが、271号車は過酷な5時間レースを走り抜き、総合6位、ST-Qクラス1位でデビュー戦をフィニッシュした。
スーパー耐久第5戦に参戦した271号車「CIVIC TYPE R HRC Concept」画像はこちら