この記事をまとめると
■三菱のランサーエボリューションは10世代に渡って展開された
■筆者的ベストデザインはランサーエボリューションⅩだ
■ベース車のギャランフォルティスのデザインのよさが際立っている
10世代中のベストデザインが決定!
長寿モデルをはじめ、何代かに渡って販売されるモデルはそれぞれの時代を反映させたコンセプトが盛り込まれており、もちろんそれはスタイリングにもいえること。そこで、そんな各歴代のなかからあえてベストデザインを選んでみるのがこの企画です。何しろ個人的な意見ゆえ、苦情反論は受け付けませんので悪しからず(笑)。
●各世代に見られる人気モデル
本シリーズ7回目となる今回は、ちょっとした変化球として、三菱のランサーエボリューション(ランエボ)を取り上げたいと思います。ベース車に対しホモロゲーション取得用規格を与える特殊車両ですが、それでも10世代に及ぶ長寿モデルといえます。で、今回ベストデザインとしたのは、ズバリ最終モデルであるランエボⅩです。
三菱ランサーエボリューションⅩ画像はこちら
いや、インプレッサと人気を二分するマニア向けモデルであり、各世代に思い入れを強くもつファンが多いことはもちろん承知しています。1992年の初代はもちろん、たとえば大型バンパーなどでランエボスタイルを確立、一気にファンを増やしたIIIも高い人気を誇っています。
あるいは、伝説のラリードライバーのWRCドライバーズタイトル4連覇を記念した「トミ・マキネン・エディション」を設定したVIもユニークです。とくに、レッドなどスペシャルカラーパッケージはデザイン的も見所がありました。
が、そんな中でⅩを選んだのはじつにシンプルな理由で、ベース車であるギャラン・フォルティスのデザインが秀逸だからです。
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