本当にこの価格でいいんか! 新型日産リーフは「あらゆるモノ」が揃ってもバーゲンプライスで非の打ち所なし!! (2/2ページ)

補助金込みで実質400万円台を実現

 そのほか、ナビとリンクしたバッテリー温度管理機能などをもったGoogleビルトインのインフォテインメントシステム、新設定の調光ガラスルーフ、「360°セーフティアシスト」など日産ならではのADAS機能が装備される新型リーフ。国産BEVトップの航続距離もあわせて、まさに「全部載せ」となるスペックには文句の付けどころが見当たらないが、それだけに気になるのが価格だろう。

「より多くの方に新型リーフに乗ってほしいという思いを込めて、戦略的な価格設定としました」という前置きとともに、量販グレードとなる「B7 X」で税込518万8700円。10スピーカーのBOSEサラウンドシステムや19インチアルミホイールを備えた上級グレードの「B7 G」でも599万9400円と、その内容を鑑みれば破格ともいえるプライスリストが提げられた。

 補助金については現在申請中とのことだが、旧型リーフと同額程度を受給できた場合、ユーザーの実質負担額は430万円程度になる見込みだという。さらに、2026年2月ごろに発表予定とされている、バッテリー性能を抑えてより廉価とした「B5」シリーズでは、補助金込みで350万円程度から購入可能となるよう準備を進めているという。

 圧倒的なスペックとユーザーに寄り添った実用性を、幅広いユーザーが手に入るような価格で実現した新型日産リーフ。国産EVの象徴として、市場を牽引する存在となることは間違いないだろう。


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