内外装の専用意匠でスポーティさを強調する
もちろん、外観にも専用のディテールが与えられていて、シャークフィンアンテナがレスとなっただけでもすっきりとした見た目となっている。さらに、精悍さを醸し出す専用のフロントグリルやフロントバンパーロアグリルとバンパーモールディング(ダーククロームメッキ)により、さらに重心の低さを感じさせる。
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サイドには、ベルリナブラックとダーク切削クリアが施された18インチアルミホイール、ダーククロームメッキのドアロアガーニッシュ、ブラックのドアミラーが用意され、スポーティムードを強調。
リヤは、「RS」エンブレムと同じくダーククロームメッキの専用リヤバンパーモールディングを装着する。なお、専用バッジなど、4WDモデルであることがわかるデザインやエンブレムなどは装着されていない。
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前後バンパーのデザインには手を入れられていないが、専用フロントグリルや「RS」エンブレムに加えて、訴求カラーの「プレミアムクリスタルレッド・メタリック」や準イメージ色となる「ストレートグレー・パール」を選択すれば、「RS」らしいスポーティムードを享受できる。
ボディカラーはほかにも「プラチナホワイト・パール」、「クリスタルブラック・パール」、「シーベッドブルー・パール」の3色を設定。他グレードで設定するアースカラー系の「ボタニカルグリーン・パール」や2トーンカラーは用意されていない。
インテリアもスポーティな仕立てになっていて、ルーフライニングのブラック化をはじめとした黒を基調に、赤の加飾が随所に配されている。インパネ中央部とドアライニングにレッド加飾(ガーニッシュ)を横基調に配置。
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さらに、本革巻きステアリングと本革巻きセレクトレバーシフトステッチ、ドアアームレストとアームレスト付センターコンソールにもレッドステッチが施されている。
最近のホンダ車の内装は、「ノイズレス」を謳い、視界のよさだけでなく、運転を妨げるような意匠や配色を廃しているが、「RS」の赤い加飾もこうした配慮をしつつ、スポーティに見えるデザインがされたという。
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シートは、ホンダお馴染みのプライムスムースと耐久性に優れたラックス・スウェード/ファブリックのコンビで、こちらにもレッドステッチが配置されている。
「e:HEV RS」の価格は2WDが374万8800円、4WDが396万8800円で、スポーティグレードかつ最上級(最高級)グレードという位置づけになる。販売計画台数は、年間1万台となっている。