この記事をまとめると
■MINIがジャパンモビリティショー2025にブースを出展した
■ポール・スミス・エディションを3モデル世界初公開した
■ポール・スミスらしい遊び心が満載のモデルに仕上がっている
MINIとポール・スミスのおなじみコラボ
クラシック&ニューともにMINIのオーナーならポール・スミスの名を知らぬ者はいないだろう。イギリスはロンドンを拠点にしながらグローバルに活躍するファッションデザイナーであり、そもそもはクラシックMINIのオーナーだった人物だ。
MINIクーパー・ポール・スミス・エディションとデザイナーのポール・スミス氏画像はこちら
そんな彼とMINIが初めてコラボレーションをしたのが1998年のこと。オールドファンならご記憶だろうが、コスメティックチューンはじつにスタイリッシュで、瞬殺で完売。現在でもプレミア価格で取り引きされている伝説的な限定車なのだ。
MINIポール・スミスのサイドビュー画像はこちら
その後、ニューMINI時代を迎えてもポール・スミスとのコラボレーションは続き、数台のスペシャルエディションがリリースされている。とりわけ、2022年に発表された「シンプルさ、透明性、持続可能性」をテーマとしたEV「MINI STRIP(ミニ・ストリップ)」および「MINI Recharged(ミニ・リチャージド)」の2台はご記憶の方も多いはず。
最新コラボはジャパンモビリティショー2025で、ポール・スミスご本人がプレゼンテーションしたMINIポール・スミス・エディションの3モデル。「MINIクーパー3ドア」「MINIクーパー5ドア」「MINIクーパー・コンバーチブル」いずれも限定カラー2色を含む3色が設定されており、1959年のMINIオースティン・セブンを現代的に解釈した「ステイトメント・グレー」、クラシックMiniのベージュをオマージュした「インスパイアード・ホワイト」、そして既存のカラー「ミッドナイト・ブラック2」が用意されている。
MINIクーパー・コンバーチブル・ポール・スミス・エディションのフロントスタイリング画像はこちら
また、ポール・スミスの故郷にちなんだ特別色「ノッティンガム・グリーン」がアクセントとしてラジエーターグリルやドアミラーに使われるほか、ルーフ後端にはポール・スミスならではの「シグニチャー・ストライプが加えられるなど、じつにファッショナブルな仕上がりだ。
MINIクーパー5ドア・ポール・スミス・エディションのフロントスタイリング画像はこちら
そのほか、センターディスプレイにポール・スミス仕様の背景が用意されたり、ドアを開けた際に手書き風の「hello」という文字が足もとを照らすなど、ポール・スミスらしい遊び心が満載。実車を見れば、MINIファンでなくとも欲しくなること請け合いだ。