超希少なトミマキ仕様のエボVIでキャンプだと!? 個性豊かなモデルが大集合した「スターキャンプ2025 in 朝霧高原」で感じた三菱愛 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■スターキャンプ2025 in 朝霧高原が9月6〜7日の2日間で開催された

三菱車でキャンプを楽しんでいるイベント参加者を直撃インタビュー

■アウトドアの楽しさだけでなくオーナーと家族とクルマの絆が感じられた

三菱車の数だけオーナーのこだわりと思い出があった

 4WD車などの高性能な車種を多数展開している三菱自動車が開催する「スターキャンプ 2025 in 朝霧高原」が、2025年9月6〜7日の2日間にわたって静岡県のキャンプ場「ふもとっぱら」で開催された。このスターキャンプには、毎年さまざまな三菱車が勢揃いするわけだが、今回は参加者にインタビューして、スターキャンプの魅力を探った。

◆クルマ:三菱 ギャラン・フォルティス スポーツバック・ラリーアート
◆オーナー:KOYATAさん(30代・東京都)

 キャンピングトレーラーをけん引する迷彩塗装の車両という、インパクト絶大なギャラン・フォルティスのオーナーさんはKOYOTAさん。なんとこの外装はお子さんと一緒にすべて自家塗装で仕上げたという。デザインの元ネタは、スーパーGTでホンダの車両が採用していた「スプリッター迷彩」と呼ばれる、戦車や戦闘機などにも使われる迷彩柄だ。

 また、愛車にギャラン・フォルティスを選んだ理由は、広い車内空間とオートマ免許でも乗れる「実用性」に加えて、購入当時の国産車では希少なDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)で「走り」も楽しめるという条件を両立していたから。三菱にこだわりはなかったとのことであるが、中古で購入して10年以上乗っているうちに、いまではすっかり気に入ってしまったという。

 キャンプとバイクレースが趣味のKOYOTAさんは、キャンピングトレーラーをバイク運搬用とキャンプ用で2台所有し、けん引するクルマもギャラン・フォルティスとハイエースの2台を所有している。目的にあわせてけん引する側とされる側を自由に選べる、なんとも贅沢なスタイルのけん引ライフは羨ましいかぎりだ。

 また、以前にふもとっぱらでテントでキャンプした際に大雨に降られてしまって大変な目にあったというが、今回のキャンピングトレーラーでの参加は、設営の時間を最小限に抑えつつ家族と過ごす時間を最大限に楽しむという、いわばリベンジという側面もあったようで、「究極のテントを買った」と大満足の様子だった。

 さらに、少々マニアックだが、ギャラン・フォルティスに装着されている欧州のナンバープレートやボディに貼られたニュルブルクリンクのステッカー、挙句の果てには「ランサー(欧州名)」エンブレムにも注目してほしい。「(好きが)ハマる人にハマれば良い」というKOYOTAさんの言葉通り、まんまとハマって引き寄せられた筆者なのであった。

◆クルマ:三菱 グランディス スポーツギア
◆オーナー:吉岡 学さん(50代・神奈川県)

 元三菱ディーラー勤務で、独身時代はCD5A型ランサーターボでダートラをしていたという吉岡さん。キャンプが趣味で、家族4人とキャンプ道具をたくさん積めるということでグランディス スポーツギアに3月から乗りはじめたという。

 このグランディスは、もともとデザインが好きだったことに加え、ディーラー勤務時代から丈夫で壊れにくいのも知っていたことが購入の決め手になったという。実際に乗ってみて、街なかで同じクルマにすれ違うことがないという希少性の高さに、優越感を感じているそうだ。

 そんな個性的なグランディスのカスタムは、シンプルにホイールとタイヤ、ルーフキャリアのみだ。ルーフキャリアはもう部品が出ないので、ルーフレールにいさぎよく穴あけ加工をして装着しているそう。ここまでしたからにはこれからもグランディスを手放さず乗っていく、そんな吉岡さんの決意と覚悟を感じた。

 今回のスターキャンプを通じて「こんなにもたくさんの三菱車愛好家がいて嬉しい」と感じたそうだ。やはり、元三菱ディーラー勤務の吉岡さんにとって、「三菱」は特別な存在のようだ。


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