数々の新型車・海外専用車を展示した日産
海外専用モデルということなら、中国における合弁会社の東風日産乗用車公司が手がけたニューモデルの「N7」にもぜひ注目してほしい。
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ボディサイズは全長4930×全幅1895mmでホイールベースは2915mm。まさに堂々たる高級サルーンで、EVとプラグインハイブリッド車両用を揃えている。すでに中国では今年4月から発売されていて、日本円で250万円から300万円あたりという戦略的な価格設定も話題に。その結果、発表当日に1万台以上を受注したというニュースも伝わっている。ちなみに前輪駆動とのことだ。
国内の市販車という面では今年6月、次世代クロスオーバーEVを標榜して3代目にフルモデルチェンジされた新型リーフも出展。つい先日、追加でリリースされたばかりのB7グレードが展示されている。このモデル、78kWhのバッテリー容量をもち、一充電走行距離は最大702km(WLTC)を実現している。
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また、プレスデーには姿を見せなかった「スカイライン400R Limited」は10月27日に発表されたばかりで、「400R」をベースにした400台限定販売の特別仕様車。一般公開日からは展示される予定とのことだ。
最後に紹介する「AO SOLAR(あおぞらソーラー)」は、日産ブースではなく西2ホールに設けられた「Tokyo Future Tour 2035」の一角に展示されている。
日産サクラに車載用電動スライド式ソーラーシステムを装備した「AO SOLAR(あおぞらソーラー)」画像はこちら
このクルマには軽自動車EV「サクラ」向けの車載用電動スライド式ソーラーシステムのAo-Solar Extender(あおぞらエクステンダー)を搭載。停車時にパネルがスライドして展開し、年間最大約3000km相当の走行に必要な電力を太陽光で発電することを目指したシステムだ。