臨場感溢れるツイントライアル式コースを採用
今回のコースは全日本ジムカーナに参戦しているユウ選手がコース設計を担当。AコースとBコースの2コースがレイアウトされていて、それぞれのコースを連続で走行し、合算タイムが結果に反映される。
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そして、同コースは2台のマシンが同時にスタートするツイントライアル形式を採用。AコースとBコースのレイアウトは少し異なるので、先にゴールしたほうが速いと確定するわけではないのだが、ライバルの走行が自分の走行中に見えるため、相手を気にせず自分の走りに集中するメンタルの強さも要求されるのだ。
昼食時の懇親会や各ブースでのコミュニケーションには協賛企業と交流の場も設けられていた。各協賛企業へ就職したOBも年々増えており、協賛企業数も昨シーズンの最終戦からさらに4社増えている。
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また、学生たちに各企業ブースをまわってもらうための取り組みとしてスタンプラリーも実施。5つ集めるごとに景品がもらえるシステムだ。この取り組みが各ブースへ学生が足を運ぶきっかけとなり、いろいろな自動車関連企業を知ることができる。
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そしてなんと、今年全国優勝を果たした大学には、ジムカーナ仕様に仕立てたトヨタ86(今大会時点ではノーマル)の1年間貸与、もしくは活動助成金30万円の給付という特典も用意されている。
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賞典を利用して活動の幅を広げるためにも、各大学は入念に練習走行を実施していた。外から走行動画を撮影し、レース攻略に生かしている学生も見受けられた。
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車両がGR86になった初年度の王者にはどの大学が輝くのか? 明日の本戦の様子もWEB CARTOPでリポート予定なので、注目してほしい。