優勝ドライバーたちのコメント
駒澤大学
「OBが応援に来てくれ、いろいろなアドバイスをもらったのですが、そこで『MTモードよりDレンジで走行した方が速い』ということを教えてもらったことが勝利につながりました。ドライバーはもちろん、各部員がそれぞれの役割を全うし、ノーペナルティで終われたこともよかったです」
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今回、ドライバーとしてエントリーした同大学4年生の松田新太郎選手は、2年生のときにフォーミュラジムカーナ開幕年の予選会に参加。そこで予選落ちを経験して一念発起。地道な努力を積み重ねて卒業前最後の年に悲願の全国制覇となった。
女子クラス優勝 兵庫県立大学 竹山 凛選手
「この競技はタイム差が勝負を決めるので、コンスタントに走ることが重要だと感じました。私の大学は軽自動車の耐久レースに力を入れていて、日ごろからコンスタントに速く走ることを意識していたので、それが生きた形となりました。今回も8.5割の力で落ち着いて走れば結果はついてくると思っていたので、その通りになってよかったです」
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フォーミュラジムカーナを通してジムカーナの楽しさに目覚めた竹山選手は、今後自身の愛車スイフトスポーツをジムカーナ仕様に仕立て、個人としてもジムカーナ競技に参加したいと語っていた。
また、今回の大会では、学生の保護者の方々が観戦に来ていたのも印象的であった。話を聞いてみると、もともとは自動車部と聞いてもピンとこない親御さんも多かったらしいが、「このような場があるのが嬉しいしありがたい、いままで知らなかった子どもの姿を見ることができた」と語っていた。
このような景色を見ると、フォーミュラジムカーナが将来、箱根駅伝や甲子園のような存在になる日も近いかもしれない。