学生たちにブースを楽しんでもらいたい
──トラストさんは初年度からフォーミュラジムカーナに出展されていますね。出展の狙いはどういったところなんでしょうか?
市原さん:やっぱりまずはリクルーティングですね。そして、ブランドも認知していただいて、我々の仕事の楽しさを知っていただくことが目的ですね。
三𣘺さん:学生さんたちに楽しんでもらうことをとくに意識してブースを出展しています。今回も総勢4台のクルマを持ってきました。別のクルマの代打として、今回スイフトスポーツを持ってきたのですが、学生さんたちにとって身近なのか、想定よりも反応があって嬉しいですね(笑)。
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市原さん:実際にフォーミュラジムカーナで知り合って、インターンのような形でアルバイトに来た学生さんもいらっしゃいましたね。
──自動車関連の企業をお手伝いできるのはクルマ好きな学生さんにとってもうれしいですね! どんな内容の業務をお願いしたんですか?
三𣘺さん:商品の梱包や検品もやってもらいましたが、さまざまな経験を積んでもらうためにいろいろな部署に行ってもらいます。開発にも来ていただいて、レストア中のクルマのサビ落としなども手伝ってもらいました。日によってやることは変わるので、内容は来てからのお楽しみです(笑)。
──アルバイトをするにあたって、「理系がいい!」など希望条件はあるのでしょうか?
三𣘺さん:とくにそういったものはないですね。単純にクルマに情熱があって、会社に興味を持ってくれる方なら大丈夫です。
──なるほど。リクルーティングという面でも、そこは変わらないんでしょうか?
三𣘺さん:そうですね、「どこの学校を出たから」「どこの学部出身だから」という理由で配属を決めたりすることはありません。本人の適性を見て判断する形になりますね。
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──自動車部には大学に入ってからクルマに目覚めた人も多いかと思うので、理系ではない学部でもメカに携わりたいという学生にとっては朗報ですね!
三𣘺さん:そうですね。弊社は整備業などではないので、資格なども必要ありません。私も自動車整備学校を出ましたが、整備ではなく開発をやっています。すべては情熱次第だと思いますね!
市原さん:結局、やる気と素直さが一番大切ですね(笑)
──3年間、自動車部の学生とイベントやアルバイトで触れ合ってきて、どのような印象をお持ちですか?
市原さん:弊社に興味を持ってくれる方は多いように感じますね。あとは素直な方が多いですね。弊社のなかにもいろいろな業種や部門があるので、どんな方でもピッタリな仕事を見つけられると思います!
リクルートだけでなく、アルバイトなどの形で学生との接点を作っていたのが印象的だったトラスト。クルマに情熱があるならば、それぞれにあった分野で活躍できるというのが魅力的だと感じられたインタビューであった。