事故るとパニクるのは仕方ない! それでも覚えておきたい事故直後にやるべき3つの行動 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■事故が発生したら警察への通報や保険会社へ連絡するなどのプロセスが多い

■二次被害防止のためにクルマが動かせるようなら移動させたほうがいい

■不明な点などあれば慌てずに電話で警察の指示を仰ぐのがベストだ

事故が発生したら何をすればいい?

 交通事故が発生したとき、どのような対応をすればよいのか……冷静な状態であれば、何をしたらいいかわかる人は多いでしょう。しかし、交通事故の現場に遭遇したり、実際に交通事故を起こしたり、事故に巻き込まれたりすると、冷静な対応ができない人もいます。そこで今回は、交通事故が発生したときにすべきことをなるべく簡潔に紹介するとともに、何をどうしたらよいのかわからないときの対応についても解説します。

交通事故を起こしたり巻き込まれたりしたときは負傷者の救護が優先

 早速、交通事故を起こしたり、事故に巻き込まれたりしたときにすべきことを簡潔に紹介します。交通事故の際にすべきことは、主に次の3つです。

1:負傷者の救護と119番通報
2:二次事故の防止や110番通報
3:保険会社への連絡

 交通事故が発生したときは、まず負傷者がいないか確認します。もし、けが人がいる場合は救護をしてください。また、負傷者の救護をする際に、何をどのようにしたらよいのかわからないという人もいるでしょう。そんなときは、迷わず119番通報し、事故が発生したこと、救急車が必要なこと、けが人の状態を伝えてください。すると、救急隊から、いま現場でできることを伝えてくれます。

 けが人の救護をしたら、二次事故を防止する措置をとります。たとえば、散乱した部分を集めたり、クルマを動かせる場合は安全な場所に移動したりする……などです。

 事故の状況を残しておくために、現場をそのままにしておくという考え方もありますが、燃料が漏れていて引火する恐れやさらなる追突事故の危険性などがある場合は、安全な場所にクルマなどを移動させましょう。もし、判断に悩んだときは110番通報して、事故が発生したことを伝え、クルマを動かすべきか警察に聞いてください。

 119番通報や110番通報をして、事故の処理が済んだら、加入している保険会社に連絡して、事故が発生したことを伝えましょう。


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齊藤優太 SAITO YUTA

ライター/インストラクター/ジャーナリスト

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