もう「クルマを買う」が当たり前の時代に! モーターショーを見れば急速に発展するアジアを実感!! (1/2ページ)

この記事をまとめると

■バンコクモーターエキスポ2025が2025年11月29日〜12月10日の期間で開催

■会場にはマイカーで訪れる人も多く会場周辺道路は大混雑であった

■ひと昔前と比較してアジア圏の新興国でもクルマが身近になりつつある

バンコクモーターエキスポは大盛況!

 タイの首都バンコク近郊にて、2025年11月29日から12月10日の会期で開催された、「モーターエキスポ2025(通称:バンコクモーターエキスポ)」の取材のため会場を訪れたときのこと。開幕前日の11月28日は原則メディア向け先行公開日(プレスデー)ながら、午後からはVIP公開として、おもに出展ブランド系ディーラーが招待したお得意様が入場できるようになっていた。

 29日は開幕日とはいえ、会場内はグランドチャリティーデーという特殊な設定となっていたので、30日の完全一般公開日初日も会場を訪れた。すると30日は29日以上に開幕と同時にマイカーで会場を訪れた人が駐車場にクルマを停めようとして会場周辺は大渋滞となっていた。

 29日は会場を見てまわったあとはバンコクへ移動することになっていたので(それまでは会場近くのホテルに宿泊していた)、ライドシェアのマッチングを試みると、マッチングしても周辺道路の渋滞が酷く、なかなかピックアップポイントに来ることができないとして、ドライバーからキャンセルされるほど、会場周辺は大渋滞となっていた。

 駐車場は会場直近のほか、やや離れた場所までいくつも用意されていたのに、多くのクルマが集中していたために会場周辺の道路が大混雑となっていたようだ。その姿を見て、「いまどきはマイカーでショー会場にくるのが当たり前なのだな」と改めて思い知らされた。

 クルマが好きならば、ショー会場に足を運ぶ人ももちろんいるだろうが、会場で新車を販売するのが最大の開催目的であり、脈あり(新車を買ってもらえそう)と見たお客には招待券を渡して会場に来てもらい、受注にもち込もうとする動きも目立っているのが、東南アジアの自動車ショーの特徴だ。

 つまり、そのようなショーにマイカーでくる人が目立つということは、新車の乗り換え需要というのがだいぶ目立ってきたものと考えている。


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小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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