この記事をまとめると
■ジムニー純正アクセサリーに新提案「クラギースタイル」が登場
■「クラギースタイル」では純正クオリティのアイテムでジムニーのワイルドな世界観を表現
■スズキ歴史館の1階ショップが「S-MALL」にリニューアルした
浜松で目撃した「スズキ流カスタム」の真髄と「聖地」の進化
企業ミュージアム「スズキ歴史館」のショップがリニューアルオープン。その全貌を確かめるべく、ライターの矢田部明子さんが現地へ向かいました。新装オープンしたショップの様子はもちろん、館内で展示中の「クラギースタイル」を纏ったジムニーシエラの詳細まで、スズキファンならずとも見逃せない最新情報を取材してきました!
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ジムニーシエラ用新アクセサリー「クラギースタイル」とは
カスタムの面白さを多くのユーザーに届けたいと、スズキからジムニーシエラ用の新たなアクセサリーが登場しました。提案されるスタイルは2種類。
ひとつがダークグレーメタリック塗装のフロントグリルや艶消しブラック塗装のサイドモールなどで、タフワイルドな世界観を表現した「クラギースタイル」。もうひとつが1980年代を彷彿とさせるエモいサイドデカールなど、往年のカスタムを継承した「ブラックヘリテージスタイル」です。
スズキ・ジムニーシエラ「クラギースタイル」のフロントスタイリング画像はこちら
今回、私が実車を取材したのは「クラギースタイル」。ゴツくてイカつく、それでいてきれいに乗りたい人にぴったりな一台でした。一方、写真や資料で見た「ブラックヘリテージスタイル」は男らしさのなかに渋さも感じられ、「オフロードを走る姿を見てみたい!」と思わずニヤけてしまうような仕上がり。
どちらもディーラーでオーダーから施工まで対応できるので「カスタムに挑戦したいけど、どこのショップに行けばいいかわからない……」という方にもオススメのアイテムとなっています。
スズキ・ジムニーシエラ「クラギースタイル」のリヤスタイリング画像はこちら
これら純正アクセサリーの一番の魅力は、開発陣がこだわり抜いた純正クオリティにあります。ユーザー人気ナンバー1の「フラットルーフラック」は、振動でネジが緩んで外れたり車体がゆがんだりすることのないよう長期間のテストを実施。さらに、風切り音など実用上の不快感を最小限にするため、導風板(フェアリング)の大きさや取り付け位置にもかなりこだわったそうです。
スズキ・ジムニーシエラ「クラギースタイル」のフラットルーフラック画像はこちら
昔ながらのデザインにトレンドのマットブラック塗装を施した「スチールホイール」も、繰り返しテストを重ねて耐久性と耐食性を確認。
デザインについてはデザイン担当の方が語気強めで説明してくれました。
「このデザインはジムニーの冒険心を刺激するDNAを、現代の技術とデザインで再構築したものです。SJ30ジムニーのスチールホイールがもつ機能的でレトロなデザインをモチーフに、現代的な解釈で進化させたデザイン。無骨なタフネスを受け継ぎ、『ジムニーらしさ』をより強く表現することを目指しました。リム部分には大胆なビードロック風の切削処理を施し、アグレッシブな印象とオフロード走破のイメージを『モダン・タフテイスト』でまとめ上げています」
スズキ・ジムニーシエラ「クラギースタイル」のスチールホイール画像はこちら
「さらに、オーナーの満足感に繋がるよう車名刻印を施し、細部までこだわりを込めたデザインとしています」